「ベースロード電源市場」創設。原発賠償費用の負担と引き換え

安価な電力を新電力に供給義務付け

 経済産業省は5日、「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」市場整備ワーキンググループ(作業部会)を開き、大手電力会社が石炭火力発電や原子力発電でつくった安価な電力を新電力に供給することを実質的に義務づける「ベースロード電源市場」を創設する方針を固めた。現状、新電力のベースロード電源比率は約1割にとどまっており、2020年度をめどに大手電力と同程度の約3割になるようベースロード電源の市場供出を求める。

 経産省は、東京電力福島第一原発事故による賠償費用の一部を、新電力にも負担させる方向で検討している。事実上、これと引き換えに新制度を設け、新電力を支援する格好だ。

 このほか、再生可能エネルギーや原子力などの非化石電源の価値を証書化し、新電力が調達しやすくする新市場の創設も検討されている。「容量メカニズム」「連系線利用ルール」などを含め、電力システム改革を推進するための各制度を20年度を目安に導入する方向性を確認した。

松木 喬

松木 喬
12月07日
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不思議です。電力自由化の原則で言えば、どの電力を選ぶのも自由なはず。安い電力を売りたい新電力が、原発の電力を調達すればいいと思います。調達した会社が廃炉費を負担するのが筋では。国民も原発の電気だと納得して安い電力会社を選べます。この議論をずっと追いかけていないので、疑問が的外れであれば誰か指摘して下さい。

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