既存の紙地図にARで電子観光情報を重ねます!

三菱製紙が“着地型アプリ”を開発。自治体などに提案へ

 三菱製紙は観光パンフレットや案内板の地図をスマートフォンなど携帯情報端末のカメラで読み取り、さまざまな観光情報を重ねて表示する拡張現実(AR)アプリ「アイクォート トラベル」を開発した。地図の相対座標を認識するためイラストマップなど一部を例外に、既存の地図にそのまま対応できる。紙がメーンの地図に電子情報を結びつける“着地型アプリ”として、観光振興に取り組む自治体などに提案していく。

 地図を認識すると、そのエリアにある観光地やグルメ、名産品などのスポットをアイコンで表示。アイコンをタップすることで、詳細を写真や動画を使ったコンテンツで紹介する仕組み。

 また、会員制交流サイト(SNS)に寄せられたスポット情報を投稿数に応じて、色とバルーンの大きさで表示し、知る人ぞ知る“生の情報”を探ることもできる。

 若年層やインバウンド(訪日外国人)を中心に、「情報収集がスマホ中心になっている」(飯田和俊洋紙事業部印刷・情報用紙営業部営業開発グループ担当課長)状況に対応して同アプリを開発。地方で課題となることが多い多言語対応も容易になる。

日刊工業新聞2016年9月27日

明 豊

明 豊
09月27日
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「観光は紙とデジタルの相性がいい分野。虫眼鏡で地図のおもしろスポットを探すように、利用者それぞれの楽しい旅をサポートできる」(飯田氏)という。確かにARによって紙も価値を高めることがいろいろできるかも。そして新聞でも、と考えてしまった。

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