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東京・お台場でロボットとのユアタイム。川重Presents

東京ロボットセンターショールームを開設
東京・お台場でロボットとのユアタイム。川重Presents

中央が川重の金花社長、右が市川紗椰さん

 川崎重工業は東京ロボットセンターショールーム「Kawasaki Robostage」を東京お台場に開設した。大型の溶接ロボットや双腕ロボット、医療向けロボットを設置。産業ロボット導入を検討している顧客だけでなく、一般の来場者も楽しめる内容となっている。

 開設に先立ち、モデルでニュースキャスターも務める市川紗椰さんが招かれ、同社の金花芳則代表取締役社長、橋本康彦常務執行役員とともにトークショーを行った。

 電車オタク、アニメ・マンガオタクで、博識でも知られる市川さん。ロボットも子供の頃から好きだといい、興味を持ったきっかけは小学生の時に読んだアイザック・アシモフのSF小説。「さまざまなロボットが出てくるのが面白くて、ロボットの絵を描いて遊んでいました」(市川さん)。ロボットの開発を担当してきた橋本常務も「子供の頃は教科書中をロボットの絵で埋め尽くしていた」と話した。

 ショールームに入ると、まず双腕スカラロボット「duAro」を使ったレセプションロボットが来場者の言語に合わせて対応し、パンフレットやノベルティグッズを手渡してくれる。duAroは食品業界を意識したコーナーでピザのトッピングや握りずしも実演する。また来場者体験ゾーンではduAroをプログラミングして積木の整列をさせタイムを競ったり、来場者の顔を撮影して似顔絵を作成する。

 ショールーム内でひときわ目立つのが、自動車車体の溶接などに使われる大型ロボット。後部に配置されたモニターには自動車車体の溶接ラインが映し出され、映像にに合わせてデモンストレーションを行う。他にも医療向けコーナーや電子・電気分野コーナーを設置し、それぞれに特化したデモンストレーションを行う。

 
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昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
川重の金花芳則社長は「産業用ロボットの魅力を体感できる場にしたい」と話しました。今後約2カ月間は、土日祝日を含め毎日10―18時に開場しています。                

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