「電池長持ちします!」―アイフォーン6用 周囲の電波を直流電流に変換するケース

近く商品化へ。米ベンチャーがクラウドファンディングを利用して99ドルで

 iPhone6用に、周囲の電波を直流電流に変換してバッテリーを長持ちさせる専用ケースが近々お目見えしそうだ。米オハイオ州立大学の研究成果をもとに、1年以内の商品化を目指しているのがベンチャー企業のニコラ・ラブズ。6月にもクラウドファンディングサイトの「キックスターター」で、99ドルで販売予約を開始するという。

 ケースに内蔵する特殊なアンテナを使って、無駄になっているWi-Fi(ワイファイ)やブルートゥース、LTEなどの電波を空中から効率良く吸収、変換回路で直流電流にする仕組み。最大で30%までバッテリー寿命を延ばせるという。スマートフォン以外にウエアラブル、組み込みセンサー、医療機器、モノのインターネット(IoT)などの分野にも応用できるとしている。

 ニコラ・ラブズはイーロン・マスク率いるテスラモーターズと同様、交流発電機や無線送信機、蛍光灯などを発明したニコラ・テスラにちなんで命名された。

 5月4~6日にニューヨークで開催されたテッククランチのスタートアップイベント「ディスラプト2015」のピッチコンテストにワイルドカード枠で登場。惜しくも決勝まで進めなかったが、無駄にされている電波を有効活用する話題技術のエネルギーハーベスティング関連であることと、大学発ベンチャーで信頼性がある程度裏付けられることから、来場者やメディアの注目を浴びた。ちなみにニコラ・テスラは、電波を使って電気エネルギーを伝送する無線送電も提唱している。


Nikola Labsのフェイスブックページ

藤元 正

藤元 正
05月08日
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ゼロからフル充電するのはさすがに難しそう。あとiPhoneが使っている電波まで回収してしまって通信に影響はないのかな、という疑問も。

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Yoshinori Kai
Yoshinori Kai
05月09日
是非、Android端末にも展開してほしいですね。これまでに何台充電器を買ったことか。
  

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