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賞金総額1億2000万円のドローンレース世界大会目指し国内選考

賞金総額1億2000万円のドローンレース世界大会目指し国内選考

ゲートを高速でくぐるドローン

 3月11日にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれる世界初の国際規模のドローンレース「ワールドドローンプリ」の日本代表の選考会が開かれ、大会出場を目指す15チームの選手たちが操縦技術を競い合った。選考会は雨天のため屋内に変更。慣れないコースで墜落が相次ぐ中、高梨智樹選手がトップの成績を収めた。

 ドローンは競技用で、ヘッドセットからのカメラ画像を見ながら操作する。猛スピードで飛ぶドローンがゲートをくぐったりターンしたりするため、繊細な操作が求められる。

 参加者の一人は「難しいコースで戸惑ったが、楽しく操縦できた」と笑顔をみせた。

 選考会はドイツや米国などでも開かれ、その中から32チームが選出される。大会の賞金総額は1億2000万円。

千葉市、ドローン特区事業に1358万円


 千葉市は18日、飛行ロボット(ドローン)活用などを進める国家戦略特区事業に1358万円を計上した2016年度当初予算案を発表した。同市美浜区の幕張新都心で、ドローンによる宅配やロボットタクシーの無人運行などの実証実験を行うための規制改革にかかる事業計画策定に充てる。

 一般会計は15年度当初予算案比2・6%増の4004億円。3年連続で増加し、最高額更新となった。商工関連は7・7%増の379億4000万円。

 産業振興では、中小企業事業を抜本的に組み替え、企業の成長支援に重点を置く。振興資金の利子補給率引き下げなどで財源を確保し、販路開拓などの成長支援強化に2951万円を計上した。企業立地促進として立地や追加投資にかかる経費の助成件数を増やし、予算額を15年度当初予算案比1・7倍の9億7994万円にした。

日刊工業新聞2016年2月19日日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
千葉市とかでもドカーンと賞金出す大会やりましょう。国内の開発モチベーション上がるのに。

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