ポッキーの知名度を生かしタイ攻める―江崎グリコ、アイス展開
江崎グリコは27日にタイでアイスクリーム4商品を発売し、同国でアイス事業を本格スタートする。販売するのは日本で主力の「ジャイアントコーン」「パリッテ」「セブンティーンアイス」「パナップ」の4商品。現地で委託生産し2015年6月に設立した完全出資の海外子会社、グリコフローズンを通じてバンコクを中心にスーパーやコンビニエンスストアにショーケース(写真)を置き、販売する。売り上げ目標は3、4年後に20億―30億円。
タイの14年のアイスクリーム市場規模は年間約386億円で、13―14年の成長率は8・4%。ユニリーバとネスレの2社だけで80%以上のシェアを占める独占市場となっている。江崎グリコは1970年にタイで発売したポッキーの知名度を生かし、他社と差別化した4品を投入し、新規顧客を開拓する。
タイの14年のアイスクリーム市場規模は年間約386億円で、13―14年の成長率は8・4%。ユニリーバとネスレの2社だけで80%以上のシェアを占める独占市場となっている。江崎グリコは1970年にタイで発売したポッキーの知名度を生かし、他社と差別化した4品を投入し、新規顧客を開拓する。
日刊工業新聞2016年1月27日 建設・エネルギー・生活2面