ニトリ通販、ロボットが入出庫します!ホームロジスティクス、自動倉庫導入

 ホームロジスティクス(東京都北区、松浦学社長、03・6741・1400)は、川崎市川崎区の「統合発送センター」に台車型ロボットを用いた自動倉庫を導入し、2月に運用開始する。ノルウェーのヤコブ・ハッテランド・コンピューターASが手がける次世代型自動倉庫「オート・ストア」を採用した。同製品の導入は国内初。グループ会社のニトリ(同)が展開する家具・インテリア雑貨の通信販売事業を対象に運用する。1日50人近くの省人化を可能にし、繁忙期の人手不足に対応する。

 倉庫の天井近くのレール上で計60台のロボットが動き回り、商品の入ったコンテナを運ぶ仕組み。入庫時はロボットがリフト機能でコンテナを上方へつり上げ、続いて前後左右に移動しながら最適な場所へ収納する。出庫時も自律移動機能とリフト機能により、素早くコンテナを搬出できる。作業者は入出荷ポートでコンテナを待ち受け、商品登録などを行うだけで済む。

 対象の商品はシーツやカーテンなどのインテリア雑貨。ニトリの通販事業の成長により取扱量が伸び、「通常、3―4月の繁忙期には1日200人程度必要。導入後は150人くらいで済むはず」(技術開発室)という。現場作業の志望者が減少し、人手の確保が毎年課題となっているため、導入を決めた。投資額は数億円。

 ホームロジスティクスはニトリ商品などの配送を行う物流会社。今後、他の拠点でオート・ストアを導入することも検討する。国内では岡村製作所がオート・ストアを販売している。

日刊工業新聞2016年1月20日 ロボット面

昆 梓紗

昆 梓紗
01月21日
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1日50人近くが一気に省人化できるというのは大きな成果です。人間ならではのうっかりミスや倉庫内での事故なども同時に激減します。

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