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メイドインジャパンを君の手で!―機械加工の入門から最先端をのぞいてみませんか?

厚生労働省主催・入職促進プログラム
 モノづくりの根幹を支えるのが機械加工だ。
 金属を鏡が光るように磨いたり、髪の毛ほどの細さに削ったり。そういった技術は航空機や医療、自動車など我が国先端産業の土台になっている。資源が少ない日本において、高精度な加工は日本の武器である。

 機械加工の現場が、「きつい、汚い、危険」の「3K職場」と言われたのはかつての話。
 自動化が進み、油まみれになって旋盤で金属を削り、作業をするという風景はほとんどなくなった。かわりにコンピューターと向き合い、CAD操作やNCプログラミングといった加工の準備がますます重要になっており、コンピューター室でNCデータをつくり、オンラインで機械に転送し加工するといったシステム化が急速に進み、女性にとっても働きやすい職場となっている。「ゲンバ男子」「リケジョ」も少しずつ増えている。

 機械の中に組み込まれて外からは想像もつかないが、親会社の指示を受けた製品をつくるだけでなく自社ブランドを立ち上げ、規模や従業員数は小さくても世界シェアトップを誇る部品、その会社の技術がないと動かない家電製品も世の中にはあふれている。

 ただ、この分野に馴染みがないと、敷居が高いのも事実。機械加工の分野に入職する場合にはどのように技術を学べばいいのか。

 お給料はどのくらい?どのような人が適しているのか?他分野からの参入はできる?職人的な先輩の背中を見ながら、技を覚えられる自信がない・・。公的支援を受けながら、技術を身に着ける方法はあるのか?

 そんな機械加工への素朴な疑問が解決できる入職についてのガイダンスを、1月19日(火)の岡山開催を皮切りに全国6か所で実施予定。各エリアの職業能力開発大学校を中心に実施のため、最先端の機械設備を体感できる。

 モノづくり分野に関心があるけれどまったく別の仕事をしている方、これから就職活動を始めるにあたり、進路のひとつに機械加工分野を考えている方、年齢問わず、参加が可能。

 当日は東京都立産業技術高等専門学校名誉教授の朝比奈奎一氏が機械加工の役割と、今後の展開についてお話しし、3Dプリンターなど最新設備のデモンストレーションも実施予定。機械加工分野にどのような会社があり、どんな先輩が働いているのか、入職に対しての疑問を解消できるガイドブックも配布予定。詳細は公式ホームページで。
http://nyushoku.jp/
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昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
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