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シャープ、半導体設備売却へ。地域活性化機構と交渉

広島の福山第4工場
シャープ、半導体設備売却へ。地域活性化機構と交渉

シャープの福山工場(左上が第4工場)

 シャープは地域経済に影響のある企業の再生を支援する官民ファンド、地域経済活性化支援機構(REVIC)と、福山第4工場(広島県福山市)の半導体生産ラインの一部を売却する交渉を始めた。2015年度内にも赤字の液晶駆動用ICなどを社外に切り離し、経営体質改善を進める。REVICは30億円程度を出資し、半導体受託製造企業(ファウンドリー)として独立させ、現工場内で雇用を維持しながら3年後に黒字化する計画を検討している。
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日刊工業新聞電子版2015年12月7日1面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
REVICの前身はJALなど大型の再生案件を手がけた「企業再生支援機構」です。今後はシャープの比較的小さめの売却案件も出てきそう。その方が買い手が見つかりやすい。

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