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「やっと見つけた!」ゴム専門通販サイト「ゴム通」


ゴム切削加工のメリット


 品ぞろえと並ぶゴム通の最大の特徴が、ゴムの切削加工を本業とするメーカーが運営していることだ。その強みを生かし「eカット」と名付けたサービスを始めた。ゴム板部材を、サイト上でいわば簡易オーダーメイド方式で注文できるもの。ゴム板の素材と、それが丸形か角形かを選んで、ボルト穴の個数と寸法、開ける位置を指定して発注できるサービスだ。最小1点からの注文を、簡易的とはいえ一品一様の注文に応えて短納期で納品するのは、生産現場の実力がなければなかなかできないことだ。



 ゴム部材の生産は、一般的には金型を使って成形するのが通常。だが扶桑ゴム産業が得意とするゴム部材の切削加工という方法は業界外ではあまり知られていない。そのため「ゴム通加工ガイドブック」と題した小冊子を2016年秋に作成し、カタログと一緒に配布を始めた。切ったり、削ったり、穴を開けたり…ゴムを加工するとはどういうことか、素人でも一から学べる冊子となっている。

ゴム通加工ガイドブック


扶桑ゴム産業ってどんな会社?


 ゴム通を運営する扶桑ゴム産業は1957年に創業し、今年で60周年。地元大手企業などに向けてゴムの切削加工を手がけてきた。社内にさまざまな加工用ゴム素材があふれていたことから、「どこかにニーズがあるのではないか」と2004年ごろにゴムの通信販売を開始。当初は社員が手作りしたウェブサイトだったが、利用が増えたことから2011年にサイトを一新し運営も外部専門企業に委託、本格的にゴムの通信販売に乗り出した。
 本業のゴム切削加工は、半導体設備装置など向けに好調。「ゴムの加工なら任せろ、という意気込みです。珍しい製品もいろいろあるので、まずはここで探してもらえるようなサイトになれば」。ゴム通企画担当者はそう話している。

 ゴム通では、現在「ゴム通カタログ」と、ゴムの加工方法について学べる「ゴム通加工ガイドブック」を希望者に無料進呈している。いずれも数に限りがあるため、興味のある方はお早めにご請求いただくことをお薦めしたい。

詳細はウェブサイト「ゴム通(https://gomu.jp/)」へ!
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