RIZAP、次はシニア! 平日昼のジム稼働高める

広告戦略見直しへ

RIZAP公式ページより
 RIZAPグループは、シニア市場を深耕する。中核事業であるプライベートジムを手がけるRIZAP(東京都新宿区、瀬戸健社長)は、シニア層に照準を合わせた広告を充実するほか、シニア向けの機能性表示食品を展開する。今後も増加が見込まれ、若い世代と比べて出費を惜しまない傾向のシニアを取り込むことで、成長につなげる。

 RIZAPグループは、体を引き締めるといった成果のみをアピールする広告戦略を見直す。ジムでのトレーニングや食事サポートなどを、チラシや長時間のテレビ広告で紹介し、安心感を高める。31日に子会社化する予定の、ぱど(東京都品川区)が発行するシニア向けフリーペーパーも活用する。

 RIZAPのジムを利用する若い世代の顧客は、会社帰りの夜間に予約を入れることが多い。このため、平日昼は稼働率が低い点が課題になっていた。シニアの顧客を増やすことで平日昼の稼働を増やし、人件費や設備費などの効率改善を目指す。

 シニアからの問い合わせは増えている。新規入会者に占める50代以上の割合は、2016年1月の14%から、17年2月は22%に増えた。シニアの客単価は20―30代と比べ、1・3倍と高い。このため、シニア向けに目のピント調節機能などをサポートする機能性表示食品を3月以降、発売する。

日刊工業新聞2017年3月8日

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明豊
デジタルメディア局
局長

ジムで提供しているシニア向けプログラムのノウハウを地方自治体向けにも展開するという。運動や食事管理などにより健康関連の数値を改善する受託事業を、静岡県牧之原市で3月1日に始めた。

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