「ルンバ」の次は「執事」ロボット!

「知的機能を持つ家が5年以内に実現する」(アイロボットCEO)

 米アイロボットは住居内の環境づくりを自律的に行う執事ロボットを、2021年までに商品化する。同社の掃除ロボット「ルンバ」や照明、スピーカー、空調、各種センサーなどと連携し、人間が過ごしやすい温湿度や照度、音楽の提供などを行う。音声対話により必要なものがどこにあるかなどに回答もする。

 執事ロボットの形などの詳細は未定。ただ、大きさは大人より小さく、カメラが高い位置にあり、家の中を自由に動く機能を持つことになる見通しだ。住人の外出時に掃除などのメンテナンスやペットの見守り、警備を行うロボットやセンサーとも連携する。

 ロボットが家庭の機器や機能の情報を統合的に管理すれば、人間がスマートフォンや機器類などで操作する必要なく快適に過ごせるようになる。コリン・アングル最高経営責任者(CEO)兼共同創設者は「家庭向けIoT(モノのインターネット)として既存技術の延長線上で、知的機能を持つ家が5年以内に実現する」としている。

 家庭内で複数のタスクをこなすロボット技術では、米アマゾン・ドット・コムが音声認識と人工知能(AI)を搭載したスピーカー「Echo(エコー)」を米国で発売。日本でもドアの開け閉めや温湿度を管理できるコミュニケーションロボットやソフトバンクの家庭用人型ロボット「ペッパー」などがある。

日刊工業新聞2016年8月9日

石橋 弘彰

石橋 弘彰
08月09日
この記事のファシリテーター

家庭内のセンサーや掃除ロボット、執事ロボットが自宅をより快適にする。時期は5年以内で、技術革新なく既存の技術の延長線で達成可能とは刺激的だ。全ぼうはまだ見えないが、アイロボットが生活をどう変えるか、楽しみに待ちたい。

この記事にコメントする

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。