将来のiPhoneは表も裏も360度ディスプレー?アップルが特許取得

物理的なスイッチも表面からなくし、センサーで機能置き換え

 側面が一部ディスプレーを兼ねた「ギャラクシーS7エッジ」も素晴らしいが、それどころの話ではない。スマートフォンの表と裏360度全てがフレキシブル有機ELディスプレーで覆われたiPhoneのデザインが、米国特許商標庁(USPTO)から14日付で特許を取得した。

 アップルによれば、これまで使われなかった裏面や側面を表面のディスプレーと同様に活用し、ゲームをしたりビデオを見たり、さらに表から裏まで連続したループの形でビデオや写真を映し出せるようになるという。

 特許の名称は「巻きつけ式ディスプレーを持つポータブル電子機器」。組み立て工程で透明のガラス筐体の内側にフレキシブルディスプレーを巻いた形で入れ込み、それがほどけて透明ケースの内周全体にぴっちりはまり、外周部のどこにでも画像を表示できるようになる仕組みだ。

 それに伴って、電源や音量調整用のスイッチ、ホームボタン類も筐体表面から無くし、これまでと同じ位置にその機能を配置するという。アップルは今回の特許とは別に、ホームボタンのセンサーをディスプレーの下に配置して、超音波イメージングで指紋を読み取る特許を先月に取得済み。こうしたセンサーで物理的なスイッチを置き換え、全周ディスプレーを実現する。

 さらに上下のエンドキャップを取り外すことで、内部のモジュールを入れ替えることができるという。ただし、これまでのアップルの特許と同様、この特許が商品化されるかどうかはわからない。

ニュースイッチオリジナル
Daily Mail紙の報道

藤元 正

藤元 正
06月18日
この記事のファシリテーター

iPhoneの進化が止まってしまったのでは?と噂される中、かなりインパクトのあるデザインといえるでしょう。ギャラクシーエッジも含め、所詮は閉じられていたディスプレー画面をくるりとつなぐことで、無限ループにステップアップさせるという意味で。アップル新本社の設計と同じく、幾何学的にも一歩進化した形。ただし、使い勝手は...別問題かもしれません。

この記事にコメントする

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。