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Apple Watchでクルマをあれこれ操作

テスラのモデルS用、近く登場か
Apple Watchでクルマをあれこれ操作

Apple Watchでサンルーフを開く操作をしているところ

 話題のApple Watchを使って、テスラモーターズの電気自動車「モデルS」のさまざまな機能を遠隔操作。そんなデモ動画がYouTubeに公開された。開発者はレゴアップス(Rego Apps)LLCのアレン・ウォン(Allen Wong)さん。Apple Watch用のアプリとしてアップルの承認待ち状態という。

 デモビデオによれば、この「リモートSアップ」をインストールしたApple Watchの操作で、クラクションを鳴らす、ヘッドライトを光らせる、充電キャップの開閉、サンルーフ(パノラミックルーフ)の開閉、ドアのロック/アンロック、充電情報の確認、充電開始と停止、充電容量の上限変更、エアコンの温度設定変更、エアコンのオン/オフ、Apple Watchのマップ上へのクルマの位置表示、エンジンスタート、さらに走行中はクルマの位置とスピードの表示まで行える。当然ながら、ハンドルやブレーキ、アクセルの遠隔操作はできないようだ。

 ただ、Apple Watchの小さい画面に目的のコマンドボタンを表示させてタッチ操作するのは、少々まだるっこしい感じもする。できれば音声アシスタントのSiri(シリ)を使い、Apple Watchに話しかけ、一発で操作できるようにするほうが、はるかに実用的なのではと思う。

【動画】
https://www.youtube.com/watch?v=j-Sqki-J8ZM
藤元正
藤元正 Fujimoto Tadashi
実際にはテスラがApple Watchの純正アプリを提供することも十分考えられる。とはいえ、エンジニアの引き抜き合戦でアップルとの関係悪化が伝えられていることもあり、微妙かも。

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