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空冷で12インチ…アステモ、インホイール駆動小型化

空冷で12インチ…アステモ、インホイール駆動小型化

開発した12インチサイズの空冷ダイレクト駆動システム。モーター回転部分の外表面全体に放熱フィンを配置した

Astemo(アステモ、東京都千代田区、竹内弘平社長)は、軽自動車など小型の電気自動車(EV)でインホイール方式の駆動を実現する、12インチサイズの空冷ダイレクト駆動システムを開発した。モーター回転部分の外表面全体に放熱フィンを配置。モーターの回転を利用して放熱量を大きくした。最大出力は13キロワット、最大トルクは370ニュートンメートル。2030年ごろの実用化を目指す。

同社はかねて日立製作所とダイレクト駆動システムを開発。油冷方式で19インチ、16インチホイールへの適用を検討してきた。ただ、油冷方式で搭載するには冷却配管などの設置が必要で、小型車や2輪車はレイアウトとコストの面で制約が大きかった。

一方、空冷式では小さなホイールで冷却に必要な放熱面積を確保するのが難しいという障壁があった。今回の開発品でこうした課題に対応する。

日刊工業新聞 2025年05月19日

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