トヨタが公開、直列4気筒2000ccエンジン搭載のスポーツ車
脱炭素社会を支える新エンジンが走り出す―。トヨタ自動車は幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたカスタムカーの展示会「東京オートサロン」で、開発中の直列4気筒2000ccエンジン「G20E」を車体中央に搭載したスポーツ車「GRヤリス Mコンセプト」を公開した。同車で今シーズンの「スーパー耐久シリーズ」にも参戦する。
Mコンセプトは同エンジンを前後の車軸の間に搭載する「ミッドシップ」設計。フロントではなく中央に搭載することで、安定的な走行を実現し、運動性能を高める。
トヨタは2024年5月、電動車への搭載を想定した開発中の新エンジン2種を発表。小型化した上で燃費性能や出力を高めることを目指す4気筒1500ccと同2000ccのうち、後者が今回のMコンセプトに搭載するG20Eだ。
コンパクト化によりモーターや電池とも組み合わせやすい。水素やバイオ燃料を活用することも想定。搭載自由度が高く、トヨタが提供する多様な車の選択肢を支えるエンジンと期待される。まずレース向けに投入し、今後の商品化に向けてさまざまな可能性を探る。
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日刊工業新聞 2025年1月13日