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車両運搬積載量3500kg…古河ユニックが投入、フラット型キャリアの先進性

古河ユニック(東京都千代田区、山川賢司社長)は、小型トラック架装用車両運搬車(ユニックキャリア)で、フラット型モデルの最上位機種を発売した。従来機の安全性と操作性を継承しつつ、作業性と審美性を高めた。消費税抜きの価格は313万円で、リヤステー付きタイプは339万円。新車販売・修理関連用途向けに年240台の販売を目指す。

発売した「ネオエース=写真」は、積載量2―3・5トンの小型トラックが対象。荷台の傾斜角度は約0・8―約10・6度で自由に選べる。ゼロ度台まで傾斜角度を低めることで、運搬車両の積み下ろしをしやすくした。

リヤゲートの開閉ロック解除も立ったまま足踏みで行えるペダル方式を採用し、作業時の負担を軽減。車体の軽量化により、積載量を従来比約250キログラム増やし、最大3500キログラムとした。

フロントデザインは高級感と重厚感を持たせつつ、フレーム上部のフラッシャを発光ダイオード(LED)化し、先進性も追求した。

日刊工業新聞 2024年12月12日

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