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パナソニック、「新しいR&Dに挑戦する」新拠点

電気設備事業向け
パナソニック、「新しいR&Dに挑戦する」新拠点

拠点にはスマートフォンの位置情報で照明を最適に制御するシステム「リベコム」を導入する

パナソニックは9日、東京都港区に電気設備事業の研究開発(R&D)拠点「SHIOMER(シオメル)」を開設した。屋内照明の明るさや色調を変えられる無線照明制御システムなど注力するソリューションビジネスの企画開発に活用する。顧客や他社との協業を通じ、3年後に年間約10件の事業化プロジェクトの組成を目指す。

パナソニック社内分社のエレクトリックワークス社が開いた。拠点の延べ床面積は約870平方メートル。まず25人の従業員が働く。イベントなどを通じてソフトウエア技術者の採用強化も目指す。同社の磯田雅章最高技術責任者(CTO)は9日の説明会で「顧客やパートナーとの共創による新しいR&Dに挑戦する」と述べた。


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日刊工業新聞 2024年12月10日

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