犬型ロボット vs 本物の犬、映像公開

アンドロイドOSの開発者、アンディー・ルービン氏の犬か

  • 0
  • 2
犬型ロボット「スポット」とアンディー・ルービン氏の犬(Steve Jurvetson氏のFlickrから)
 先日、人型ロボット「アトラス(Atlas)」の新型モデルが雪の積もった林の中をスムーズに歩行したり、人間に突き倒されても自ら立ち上がる映像を公開し、世界を驚嘆させたアルファベット(グーグルの親会社)傘下の米ボストンダイナミクス。今度は同社の犬型ロボット「スポット(Spot)」が駐車場で本物さながらに歩いたり、走ったり、伏せをしたりするほか、本物の犬に吠えられる映像がユーチューブで公開された。

 動画を公開したのは、シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタル、ドレイパー・フィッシャー・ジェーベットソン(DFJ)のパートナーであるスティーブ・ジェーベットソン(Steve Jurvetson)氏。しかもIEEEスペクトラムによれば、動画の中でスポットにまとわりついて吠えているのはアンディー・ルービン氏の犬だという。

 ロボット好きのルービン氏はスマートフォンのアンドロイドOSの開発者として世界的に有名。共同で設立したアンドロイドがグーグルに買収された後、同社に移り、ロボット事業の責任者も務めた。その間、ボストンダイナミクスや東大発のシャフトといった有力ロボットベンチャーの相次ぐ買収を指揮したものの、2014年にグーグルを退社。ハードウエアスタートアップのインキュベーター企業、プレイグラウンド・グローバルを設立している。

 さらに、スポットの写真が投稿されたジャーベットソン氏のフリッカー(Flickr)の記述によると、今回の映像はプレイグラウンドの駐車場で撮影されたものだという(ちなみにプレイグラウンドは「遊び場」の意味)。ルービン氏とボストンダイナミクスとの個人的なつながりが続いていることを示すものと言えそうだが、IEEEスペクトラムの記事のタイトルは「本当に仲が良くないグーグルの最も有名な犬2匹」。なかなか意味深な言い回しとなっている。



ニュースイッチオリジナル

COMMENT

藤元正
モノづくり日本会議実行委員会

ジャーベットソン氏はIEEEスペクトラムの取材に対し、新型アトラスを「まるで生きているような動きをする」と賞賛する一方、「(ロボットなど人工物の顔をリアルにすればするほど不気味に見える)不気味の谷(uncanny valley)の伝統はまだ続いている...それも、犬でない谷(un-canine valley)まで!」とダジャレを飛ばしている。これには「不気味の谷」の概念を発案した日本の研究者もびっくりかもしれない。

関連する記事はこちら

特集

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用しています。オプトアウトを含むクッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる