老化細胞を除去するワクチンを開発!副作用「少」効果持続「長」

順天堂大学が成功

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順天堂大学大学院医学研究科の南野徹教授らは、細胞分裂を停止した老化細胞を除去するワクチンの開発に成功した。老化細胞に特異的に発現が見られる老化マーカー(目印)「GPNMB」をヒトとマウスを使って特定。同マーカーを標的にした老化細胞除去ワクチンを作製し、老化細胞を除去したところ、肥満に伴う糖代謝異常や動脈硬化、加齢に伴う身体機能の低下の改善に加え、実年齢より早く老化が進むマウスの寿命を延長し得ることを確認した。

これまでに病的な老化細胞を副作用なしに選択的に除去する方法はなかった。従来の老化細胞除去薬との比較実験では、老化細胞除去ワクチンの副作用が少ないことや効果の持続時間が長いことなどを確認した。

アルツハイマー病など加齢関連疾患への治療応用が期待される。

日刊工業新聞2021年12月15日

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