3次元の仮想物体に素手でさわって触感まで

英ブリストル大学発ベンチャーが開発中。家電や自動車で利用狙う

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ウルトラハプティクスの装置を操作しているところ(同社提供)
 空中に浮かんだ、目に見えない3次元の物体に素手で直接さわれますー。英ブリストル大学発ベンチャーのウルトラハプティクスが、こんな触感フィードバックシステムを開発中だ。小さなスピーカーを多数敷き詰めた平たい発信装置を床やテーブルの上に置き、各スピーカーから40キロヘルツの超音波を出す。こうして空中に立体物の輪郭を表す多数の「焦点」を作っておき、焦点の位置に指や手のひらが来ると肌が振動し、立体物の触感が得られる仕組み。特殊なグローブもいらない。

 現在のバーチャルリアリティーシステムでは、視覚や音を利用して実世界に近い人工空間を作り出そうとしているが、立体物の触感が加わればリアルさがさらに向上する。例えば空中に目に見えないバーチャルボタンを作っておいて、ボタンを押したり回したりといった触感を感じながら、非接触の機器操作が将来可能になるかもしれない。同社は家庭用電化製品や自動車、ゲームといった幅広い分野での利用に向けて、技術ライセンスを計画している。

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藤元正
モノづくり日本会議実行委員会
委員長

「スタートレック」で架空空間を作り出す「ホロデッキ」の実現に向けてまた一歩前進。

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