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自動運転で機械式駐車場に、どこまで精度よく入庫できるのか

新明和と群馬大、左右プラスマイナス10mmで
自動運転で機械式駐車場に、どこまで精度よく入庫できるのか

群馬大で行ったデモンストレーション

 新明和工業は1日、自動運転車による機械式駐車設備への自動駐車に業界で初めて成功したと発表した。群馬大学と自動駐車システムを共同開発した。機械式駐車設備に設置した五つのセンサー(LiDAR)で、群馬大が開発した自動運転車の位置を計測して車側に送り、自動運転機能による駐車動作を補助する。駐車精度は左右プラスマイナス10ミリメートル、前後同50ミリメートル。約9割の確率で正しく駐車できる。

 平らな路面上の駐車場に自動駐車できる車は市販されているが、マンションや立体駐車場などの機械式駐車設備に対応できる機能は実用化されていない。新明和工業は大型の機械式駐車設備で国内シェア約3割の首位。自動運転車に対応できる設備の開発を2017年から進めてきた。

 20年3月までに駐車精度を向上し、出庫、後進駐車も自動化を目指す。同年4―9月まで新明和工業宝塚工場(兵庫県宝塚市)内で複数方式の機械式駐車設備を使って自動運転・駐車を実証する計画だ。
日刊工業新聞2019年7月2日

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