もう相手の英語が聞き取れなくても大丈夫!「きちんと聞き返せる」簡単フレーズとコツ

英語で会議・ディカッション Scene 12

 こんにちは! 企業・法人向け英語研修を行う、株式会社イー・グローブの島村 東世子です。(私のプロフィールは、このコラムの一番下の「講師の紹介」を見てくださいね。)

 前回は「進捗状況を尋ねるフレーズ」と、会議やディスカッション前のスモールトークの例をご紹介しました。この記事の下に前回のURLがあります。

 さて、今日のDialogueでは「会話をスムーズの続けるためのフレーズ」をたくさん紹介します。どれも重要です。主に、「相手の言ったことがわからない時に聞き返すフレーズ」「相手の言ったことを確認するフレーズ」「話しを続けていくコツ」をお伝えいたします。

 ということで、今回はいつもより少し簡単な内容ですが、使えるフレーズ満載です!

【状況】会議中のHiroshiの懸念
 最近、Davidの話すスピードが速い…。私やYukoさんと英語で問題なくコミュニケーションができているからDavidも手加減しないんだとは思うけど、時々「え?今何て言った?」という時があるので実は困っている…。う~ん、わかっているふりをせず、「もう1回言ってください」って聞き返すべきだとはわかってはいるものの、わかったふりしてしまう僕がいる。反省…。ところで、「もう1回言ってください」って”Pardon?”以外にどんな言い方があるの?

Toyoko先生のワンポイントアドバイス!
 「もう1回言ってください」と相手にお願いするのは、まったく恥ずかしいことではありません
(日本語でも聞き返す時はよくありますよね?)。 もし「聞き返すことはプライドにかかわる…」と思っている方がいるのなら、考えを変えましょうね。

 「もう1回言ってください」は、”Pardon?” ですが、”Sorry?” でもOKです。

 ちなみに、”I beg your pardon?” とまで言ってしまうと、too much な感じがするので、”Pardon?” でOkです。その他に使えるといいフレーズに、“Could you say that again?” があります。

 もちろん、これくらいの英語表現は皆さん既に知っておられると思いますが、サッと言えるかどうかという点が英語スキルを評価する際の分かれ道です。


 では、以下のDialogueへGo! いつもの通り、定型フレーズは声に出して何度も言ってみましょう。小さな声で大丈夫!

【登場人物】
Hiroshi:A社の生産部の課長
Yuko :A社の生産部の主任
David :A社海外支店の技術担当者


【Dialogue】会話はScene 11からの続きですが、ここから読んでも問題ありません。)

Yuko:
 Well…we have agreed with your color proposal for the campaign product, and I believe “Red” is perfectly suitable for the product. However, I still believe that we need color options.

 え~と、キャンペーンの商品の色に関する提案には合意したし、赤は商品にぴったりの色だと思っています。だけど、やっぱり色に関しては選択肢 (色違い) がある方がいいと思うわ。

Hiroshi:
 Um..Yuko, I understand your concern, but please let David finish. Also, it’s not on today’s agenda. Let’s leave it for next time.

 えー、Yukoさん、あなたが心配されるのはわかりますが、まずDavidに話し終えてもらわないと。また、その件は今日の議題には入っていません。また、次回話し合いましょう。

Yuko:
 I see…

 わかりました…。

Hiroshi:
 Can we discuss it sometime next week?

 そのことは、来週のどこかで話し合えますか?

David:
 Actually, I ……, so ………………. Would it be Okay with you?

 実は~~~、なので、~~~~。それでいいですか?

Hiroshi:
 Um.. I didn’t catch that. Could you say that again?

 え~と、何て言いましたか? もう1度言っていただけますか?

David:
 Okay. I said I will be in Taiwan next week, so can we talk on Skype?

 Ok。 来週は台湾にいるので、スカイプで話せますか?

Hiroshi:
 No problem, but I have “apo” with my client in the morning, so I will be available after 2pm.

 問題ありません。でも、クライアントと午前中に「アポ」があるので、2時以降であれば大丈夫です。

David:
 Well… I don’t understand what you said. What does it mean?

 え~と、あなたの言ったことがわからないです。それはどういう意味ですか?

Hiroshi:
 I mean I will meet my client in the morning on the day, but I will be able to have a meeting after 2pm.

 その日の午前中はクライアントに会うけど、2時以降ならミーティングできる、ということです。

David:
 Oh, you mean “appointment”.

 ああ、“アポイントメント”がある、っていう意味ですね。

Hiroshi:
 Exactly.

 その通り。

David:
 Okay. I will be available after 2pm as well.

 わかりました。私も2時以降で可能です。

Yuko:
 David, could you speak more slowly? Recently, you speak so fast.

 David, もう少しゆっくり話してもらえますか? 最近、話すのが速いです。

David:
 Really? I’m sorry, I didn’t notice that, but I’ll try.

 本当? ごめんなさい。気づかなかった。でも努力します。

Yuko:
 Thank you. I appreciate that.

 ありがとう。感謝します。

【役立つ表現集】
・sometime next week
 来週のどこか
・would it be Okay with you?
 (あなたは) それでいいですか?
・I didn’t catch that.
 あなたの言うことがわかりませんでした。
・Could you say that again?
 もう1回言っていただけますか?
・Can we talk on Skype?
 スカイプで話せますか?
・I don’t understand what you said.
 あなたの言うことがわかりませんでした。
・What does it mean?
 それはどういう意味ですか?
・I mean ~
 つまり、~ということです。
・you mean ~
 あなたは、~と言っておられるのですね。
・Exactly.
 (まさしく) その通りです。
・could you speak more slowly?
 もう少しゆっくり話していただけますか?
・I didn’t notice that.
 そのことに気づきませんでした。
・I appreciate that.
 感謝します。

 今日は、会話が中断せず、スムーズに会話を続けるための「役立つフレーズ」をご紹介しました。

 注意点として、「もう1度言ってください」を、“One more please.” などのように言わず、英語としてきちんとしたフレーズを使いましょう。それだけで、あなたの英会話のクオリティはグッと上がります。

 また、しっかりとお礼を言いたい時は、”Thank you.”だけでなく、”I appreciate that.”と重ねてお礼を言うことで丁寧度が高まります

 またぜひ、このページに訪れていただけますように☆
 次の号は、2019年1月21日です。

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講師の紹介:株式会社 イー・グローブ代表取締役 島村 東世子 (しまむら・とよこ)
企業・法人向け英語研修(株)イー・グローブ  http://www.eglobe.co.jp/
・大阪大学大学院工学研究科 招へい教員
・大阪大学大学院 言語文化研究科言語文化専攻 博士後期課程修了
・学位:博士 (言語文化学) / Ph.D. Language and Culture

著書
1)「研究発表ですぐに使える理系の英語プレゼンテーション」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2017)
2)「すぐに使えるらくらくビジネス英会話」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2015)
3)「研究ですぐに使える理系の英文Eメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2009)
4)「本当に役立つ英文ビジネスEメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2005)

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 この連載では、皆様の「この一言はどういうの?」を参考にさせていただき、次回以降の記事で取り上げる”かも”しれません。窓口はこちらです。フォームのお問い合わせ種別は「その他」でお願いいたします。
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ニュースイッチオリジナル

平川 透

平川 透
12月24日
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次回のリリースまで少し空いてしまいますが、来年も引き続き読んでいただけますと幸いです。

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