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コマ大戦桐生場所、“開き系”で圧勝

岩沼精工(宮城県岩沼市)が優勝、桐生市でのコマ大戦開催は初めて
コマ大戦桐生場所、“開き系”で圧勝

コマ大戦の決勝戦(岩沼精工の佐藤氏(左))

 自慢の技術で作製した小さなコマを土俵上で競わせる「全日本製造業コマ大戦 第1回桐生場所2018」が桐生商工会議所で開かれた。ミツバや正田製作所(群馬県桐生市)といった群馬県の企業に加えて、前橋工業高校などの学生、県外企業も参加。計39チームが熱戦を繰り広げ、岩沼精工(宮城県岩沼市)のチームが優勝した。

 コマ大戦が同市で開催されたのは初めて。今大会は、両毛ものづくりネットワーク、桐生機械工業連合会、桐生商工会議所工業部会が共同で主催した。

 優勝した岩沼精工は、回転時のみ形状が羽状に変化する「開き系」と呼ばれるコマで参戦。対戦相手のコマを次々に土俵からはじき出す圧倒的な強さを見せつけた。同チームで投手を務めた佐藤克也氏は「開き系のコマは高校生でも作れる。みんなも挑戦してほしい」と語った。
日刊工業新聞2018年12月11日

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