見た目はメガネ、実は“補聴器”

freecleが開発、目立たないデザインで補聴器ユーザーの悩みを解決

横から見ても目立たない
 freecle(東京都文京区、久保聡介社長、050・5241・8456)は、眼鏡型の聴覚サポートデバイス「αble(エーブル)」を開発した。補聴器と同じように音を聞こえやすくするデバイスでありながら見た目は眼鏡で、聴覚サポートが必要なことが周囲にわからない。現在MAKUAKE(同渋谷区)のシステムを活用し、クラウドファンディングで先行予約を受け付け中。価格は4万9800円(消費税抜き)。同時発売のイヤホン型と合わせて初年度1000台の販売を目指す。

 眼鏡の耳かけ部分に搭載した骨伝導スピーカーで、拾った音を伝える。眼鏡を装着するだけで補聴器と同じように音が聞こえやすくなる。また独自技術を使い、音を選んで集音する「コミュニケーションフォーカス機能」も搭載した。機能をオンにすれば、居酒屋など雑音の多い場所でも会話がしやすい。

 眼鏡型にすることで、従来の補聴器ユーザーが持っている「周囲に知られたくない」という悩みを解決した。骨伝導スピーカーでは聞こえにくい人向けに同様の機能を搭載したイヤホン型も発売するが、こちらも目立たないデザインに仕上げたという。久保社長は「補聴器を使っている人が、結局会話の際には使えていない事実を知り、独自の機能をつけた。医療機器ではないため、価格も抑えられた。気軽に使ってほしい」と話している。

 USBケーブルで充電するため、電池交換は不要。聴力調整もアプリを使う。医療機関における対面での説明なども不要だという。

2018年12月01日

関連する記事はこちら

FEATURE