英語で「上司に相談して返事をします」ってどう言うの?

英語で会議・ディカッション Scene 10

 こんにちは! 企業・法人向け英語研修を行う、株式会社イー・グローブの島村 東世子です。(私のプロフィールは、このコラムの一番下の「講師の紹介」を見てくださいね。)

 前回は、即答できない時のフレーズとして、「検討させてください。(Let me think about it.)」を紹介しました。(前号はこちら)

 さて今回も即答できない状況で使える、「他の人と相談してから返事をします」に関連した表現に焦点をあてます!

 会議やディスカッションにおいて、上司や同僚、または他部署の人に確認や相談してからでないと返事ができないことは往々にして発生します。そんな時、しどろもどろにならず、ナチュラルに対応するための表現を練習しましょう!

【状況】会議中のHiroshiの懸念
 キャンペーンの概要を早く決めないといけないけど、Yukoさんのグイグイくる感じは、ちょっとセーブしてもらわないと。私達3人だけで決められないことも多いし。特に、予算のことは部長の決済も必要だし…。でも、『上司に確認してみます』って英語でどう言うの?

Toyoko先生のワンポイントアドバイス!
 「上司に確認してみます」と言いたい時は “Let me check with my boss.”と言いましょう。
 また、「私の上司」と言う場合、フォーマルには“my supervisor”ですが、“my boss”というカジュアルな表現の方がよく使われます。また、特に「上司」と言わず、上司の職名(+名前) を英語で言うのもナチュラルで良いですね。

例:
 This is my boss, Ken.
 (こちらは私の上司のKenです。)
 This is the sales manager, Ken.
 (こちらは営業部マネージャーのKenです。)

 いつもの通り、定型フレーズは声に出して何度も言ってみましょう。小さな声で大丈夫!では、以下のDialogueへGo!


【登場人物】
Hiroshi:A社の生産部の課長
Yuko :A社の生産部の主任
David :A社海外支店の技術担当者


【Dialogue】会話はScene 9からの続きですが、ここから読んでも問題ありません。)

Yuko:
 I think we should choose bright colors. What do you think, David?

 明るい色にするべきだと思うわ。David、あなたはどう思う?

David:
 Um…I’m not sure about the color...Maybe we should do some market research.

 え~と、色のことはわからない…。市場調査をするべきかもしれませんね。

Yuko:
 No way! We can’t afford to wait the research results!

 何を言っているの?(だめよ!) 調査結果を待っている余裕はないわ!

David:
 Um…Let me think about it. I need to know the latest color trends in advance.

 え~と…。ちょっと検討させてください。あらかじめ、最新の流行色を知っておかないと。

Hiroshi:
 Yuko, don’t push him. We need more time to consider a color of the product.

 Yukoさん、彼に無理強いしないように。製品の色を検討するには、もうちょっと時間が必要です。

David:
 Thank you, Hiroshi. I’ll discuss it with my team member.

 Hiroshiさん、ありがとう。メンバーと話し合ってみます。

Yuko:
 Okay, let’s decide the colors in the next meeting. Oh, have you made a budget for the campaign?

 OK. 色は次のミーテングで決めましょう。あ、キャンペーンの予算はもう作成されましたよね?

Hiroshi:
 Yes, I did, but let me check with my boss to make sure everything is okay. Then, I’ll get back to you.

 はい。でも、すべて問題ないかどうか、上司に確認してみます。それから、返事します。

【役立つ表現集】
・Don’t push him.
 彼を急かさないで (彼に無理強いしないように)
・We need more time to ~
 ~するにはもう少し時間が必要です。
・I’ll discuss it with ~
 ~と相談してみます。
・Have you made ~
 ~はもう作成できましたか?
・Let me check with ~
 ~に確認してみます。(~と相談してみます。)
・make sure ~
 ~を確実にするために
・get back to ~
 ~に返事をする

 あ、もう1つ!
 “Let me check with my boss.”は、”I’ll discuss it with my boss.” と同じ意味です。「上司に確認してみます」「上司に聞いてみます」「上司に相談してみます」等、どのニュアンスの時も使える、とても便利なフレーズです!

またぜひ、このページに訪れていただけますように☆
次の号は11月12日です。

前回の記事
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講師の紹介:株式会社 イー・グローブ代表取締役 島村 東世子 (しまむら・とよこ)
企業・法人向け英語研修(株)イー・グローブ  http://www.eglobe.co.jp/
・大阪大学大学院工学研究科 招へい教員
・大阪大学大学院 言語文化研究科言語文化専攻 博士後期課程修了
・学位:博士 (言語文化学) / Ph.D. Language and Culture

著書
1)「研究発表ですぐに使える理系の英語プレゼンテーション」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2017)
2)「すぐに使えるらくらくビジネス英会話」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2015)
3)「研究ですぐに使える理系の英文Eメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2009)
4)「本当に役立つ英文ビジネスEメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2005)

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ニュースイッチオリジナル

平川 透

平川 透
10月29日
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次回は、直近5回分をまとめた「使えるフレーズ集」を掲載する予定です。お役立てください。

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