英語の「〇〇だと思う」の色々なニュアンスを押さえましょう

英語で会議・ディカッション Scene 6

 こんにちは! 企業・法人向け英語研修を行う、株式会社イー・グローブの島村 東世子です。(私のプロフィールは、このコラムの一番下の「講師の紹介」を見てくださいね。)

 今回のScene6は、意見を言う時に使う“I think ~:(私は~と思う)”に焦点をあてます!「思う」という場合にも、「絶対そう思う」、「多分そう思う」など、様々なニュアンスがありますよね。できれば、そこのニュアンスを伝えたい・・・という方は多いのではないでしょうか?

 そこでScene 6のダイアログでは、「絶対~だと思う」「残念ながら~と思う」など、『思う』の言い方のバリエーションを色々とご紹介します。Scene5はこちら)

 英語で意見を言う時は、“I think ~ because ・・・ (私は~と思います。なぜならば・・・。)”が基本です!「先に自分の意見(あるいは結論)を述べて、その理由を言う。」の順番です。

I think +主語+動詞 because 主語+動詞  (私は~だと思う、なぜなら~)

 日本語・英語に関わらず、会議などで「実は〇〇が××のために故障して、そのため、△△が使用できなくなって~。」と延々と説明をし、最後の最後に「・・・なので、今回はそのスケジュールではできないと思います。」と結論を言う方がいませんか? これは英語ではNGです! 英語でのロジックは「結論+理由」です。覚えていてくださいね。

【状況】会議中のDavidの懸念
「状況を調べたけど、通常より早く生産工程を終わらせることはやっぱり不可能だ。Yukoさんはどう言うかな…。「生産スケジュールを短縮することはできないと思います」ってきっぱり言わないといけないけど、言いにくいなあ…」

Toyoko先生のワンポイントアドバイス!
 ネガティブなことを伝える時の「私は~と思います。」は “I’m afraid ~”を使いましょう。


 では、以下のDialogueへGo!

【登場人物】
Hiroshi:A社の生産部の課長
Yuko :A社の生産部の主任
David :A社海外支店の技術担当者


【Dialogue】(前のScene5からの続きです。休暇をはさんで再度Hiroshi、Yuko、Davidが会議をしています。)

Hiroshi:
 David, could you explain the situation in more detail?

 David、状況をもっと詳しく説明してもらえますか?

David:
 Well…I’m afraid we can’t make the production schedule shorter, because I found that two engineers will quit by the end of next month.

 え~と…。生産スケジュールを短縮することはできないと思います。なぜなら、来月末までにエンジニアが2名辞めることがわかりました。

Yuko:
 David, don’t worry. It should be no problem.
 Actually, I got good news today! New engineers will join your team.
 I believe this will be a great help for us!

 David、心配しないで。問題ないはずです。
 実は、今日、良い知らせがありました。新しいエンジニアがあなたのチームに加わります。このことは、私達にとって大いに助けになります!

Hiroshi:
 That’s great! I think we should proceed with our plan as soon as possible.

 素晴らしい!できるだけ早く、私達の計画を進めるべきだと思うよ。

David:
 Yes, that’s good news. But in my opinion, first, we should find out when they can start working. Also I’d like to know about their technical skills.

 はい。良いニュースですね。でも、私の意見としては、まず彼らがいつから働けるのかを調べるべきです。また、彼らの技術力に関しても知りたいです。

 さて、フレーズを覚えるためにはまずは声に出して言うことが大切です☆
 まずは小さな声で良いので、声に出して練習してみましょう。そして、機会あるごとに、どんどん使ってみましょう!

【役立つ表現集】
・in more detail
  もっと詳しく
・I'm afraid ~
  ~と思う (ネガティブなことを思う時に使う)
・quit
  (会社を)辞める
・It should be no problem.
  問題ないと思う
・I believe ~
  ~と思う (I thinkより確信度が少し高い)
・XX will be a great help for ~
  XXは~のために大いに役立つと思う
・I think we should ~
  私達は~するべきだと思います。
・proceed with ~
  ~を進める
・in my opinion
  私の意見としては

 あ、もう1つ!
 そう思う十分な根拠があって確信している、または、そのことの信頼性に何の疑いも持っていない場合の「私は(絶対)~だと思う」は、I am sure ~や、I am certain ~ です。
例:I’m sure the campaign will be successful. (キャンペーンはきっと成功すると確信しています。)

 またぜひ、このページに訪れていただけますように☆

次の号は9月17日(月)です。
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講師の紹介:株式会社 イー・グローブ代表取締役 島村 東世子 (しまむら・とよこ)
企業・法人向け英語研修(株)イー・グローブ  http://www.eglobe.co.jp/
・大阪大学大学院工学研究科 招へい教員
・大阪大学大学院 言語文化研究科言語文化専攻 博士後期課程修了
・学位:博士 (言語文化学) / Ph.D. Language and Culture

著書
1)「研究発表ですぐに使える理系の英語プレゼンテーション」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2017)
2)「すぐに使えるらくらくビジネス英会話」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2015)
3)「研究ですぐに使える理系の英文Eメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2009)
4)「本当に役立つ英文ビジネスEメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2005)

〜編集部からのお知らせ〜
 この連載では、皆様の「この一言はどういうの?」を参考にさせていただき、次回以降の記事で取り上げる”かも”しれません。窓口はこちらです。フォームのお問い合わせ種別は「その他」でお願いいたします。
 なお、お問い合わせに回答させていただくのではなく、あくまでもコンテンツの参考にさせていただくということにさせていただきます。誠に勝手ではございますが、何卒、よろしくお願いいたします。

平川 透

平川 透
09月03日
この記事のファシリテーター

英語に限らず、会議や議論では「結論」や「何を伝えたいか」から言うべきだと思います(もしくは、なるべく早く言う)。状況説明から長々と始める人が多いですが、どういうスタンスで聞けば良いのか分からないので、話が理解しにくい。経験的に「良い議論にはならないだろう」「最後まで聞いてもたぶん面白いことはない」などと感じて心は別のところに移っていきます。

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