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プラスチック道路実現へ、オランダ社が事業パートナー募集

100%再利用プラで環境問題解決にも貢献?
プラスチック道路実現へ、オランダ社が事業パートナー募集

フォルカ・ヴェッセルスによる「プラスチックロード」のイメージ図

 100%リサイクル素材を使ったプラスチック道路の世界初の実用化に向け、オランダの大手建設会社フォルカ・ヴェッセルスが事業パートナーを募集している。まだアイデア段階にすぎないが、研究開発やプラスチック製造を担当する企業や研究機関などと共同で、プロジェクトを進める。プラスチックの再利用によって環境問題解決の一助にもしたい考えだ。

 この「プラスチックロード」は、通常のアスファルトの道路に比べて、軽量でほぼメンテナンスフリー、3倍寿命が長いなどの利点があるという。部材をあらかじめプレハブのように工場で作っておき、モジュラー式で現場組み立てにすれば、施工期間を大幅に短縮できるとしている。仕様としては気候や化学腐食への耐久性を持たせ、温度はマイナス40度Cからプラス80度Cまで耐えられるようにする。

 さらに内部を空洞にできるのでケーブルやパイプを格納しやすいほか、表面の硬さや水分の透過度なども調整しやすいとしている。事業パートナーとは実際に道路のモデルを作り、水に濡れた時の路面の滑りやすさといった安全性についても検証を進めていくという。
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藤元正
藤元正 Fujimoto Tadashi モノづくり日本会議実行委員会
プラスチックの天敵は紫外線と思われるが、そこは紫外線吸収剤を混入して対処することになるのだろう。ただ、リサイクルのプラスチックを100%使うとなると品質を均一に維持するのが難しいような気もする。

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