『いつ、お返事をいただけますか?』って英語でどう言うの?

英語で会議・ディカッション Scene 4

 こんにちは! 企業・法人向け英語研修を行う、株式会社イー・グローブの島村 東世子です。(私のプロフィールは、このコラムの一番下の「講師の紹介」を見てくださいね。)

 さて、第4回目のScene4では、「相手から確実な返事をもらうための表現」をご紹介します。(前号「「おっしゃることはわかります、しかし・・・」」はこちら)

 英語での会議やディスカッションで「自分の主張や要求を通したい!でも今すぐ結論を出すことができない」という状況は多々あります。

 しかし、「ああしてほしい、こうしてほしい」と、主張・要求はしたものの、相手に上手くはぐらかされたり、スルーされたりしたのでは意味がありません。

 そこで今回は、相手に「確実な返事を引き出す表現」を使って、押しが強いパターンのダイアログをご紹介しますね!

【状況】会議中のYukoの懸念
「なんとかクリスマス前にキャンペーンを開始しないと・・・。Davidは反対のようだけど、のらりくらりと返事をはぐらかすようなことはさせない。明確な返事をもらわないと・・・。でも、『いつ、お返事をいただけますか?』ってどう言うの???

Toyoko先生のワンポイントアドバイス!
“When can I expect your answer?”というフレーズを使いましょう!ポイントはexpect(期待する、予測する)という動詞です。「いつお返事をいただけますか?」と言いたい時に、とっさにexpectという動詞が出てこないかもしれないので、文章ごと覚えて、さっと言えるようにしましょうね。


 では、以下のDialogueへGo!

【登場人物】
Hiroshi:A社の生産部の課長
Yuko :A社の生産部の主任
David :A社海外支店の技術担当者


【Dialogue】前のScene3から会話が続いていますが、ここから読んでも問題ありません。)
Yuko:
 Whatever the reason, we cannot afford to lose the opportunity to release the product in time for “Christmas”!
 Do you know our competitors have already decided to sell their new products around Christmas?

 理由はどうあれ、『クリスマス』に間に合うように商品をリリースできるチャンスを見逃すわけにはいかないのです。競合他社がすでにクリスマスの頃に新製品を売ることを決めたことを知っているのですか?

David:
 I understand what you mean, but I think we need to create quality products for the campaign to be successful.

 あなたのおっしゃることはわかりますが、キャンペーンを成功させるために、品質の良い製品を作る必要があると思うのです。

Hiroshi:
 Of course, we must do so. Therefore, let’s think about how we can do this.

 もちろん、そうしないといけません。だからこそ、どうやったらできるかを考えましょう。

David:
 Yes, I will.

 はい、もちろんそうします。

Yuko:
 When can I expect your answer, David?

 Davidさん、いつお返事をいただけますか?

David:
 Um…I will get back to you by the end of next week. Would it be OK with you?

 え~と、来週末までには返事します。それで良いでしょうか?

Yuko:
 No problem. How about we have another meeting after we confirm if the production can be finished sooner?

 問題ありません。では、生産をもう少し早く終わらせられるかどうかを確認してから、再度会議をするということでいかがでしょう?


 皆さんも「いつ返事をいただけますか?」と聞きたい時は、“When can I expect your answer?”と、スマートに聞いてみましょう。

では、今日ご紹介した役立つ表現を以下にまとめますので参考にしてくださいね。

【役立つ表現集】
・Let’s think about how we can do this. どうやったらこのことができるか考えましょう。
・Yes, I will.              はい、そうします。
・When can I expect your answer?   いつ、お返事をいただけますか?
・Um ~               え~と
・get back to ~            ~に返事する
・Would it be OK with you?      それでいいですか?
・How about ~            ~はどうですか?

 あ、もう1つ!
 会議やディスカッションでは、あなたの提案に対して「できない理由」ばかり言って反対する人がいるかもしれませんね。そんな時は、 “Let’s think about how we can do this.” 「どうやったらできるかを考えましょうよ!」と言うと良いかも!

 今日はさらにもう1つ!
 何かを提案する時に “How about ~?” という表現はカジュアルで使いやすいフレーズですが、 How about の後ろに来る~の部分は、名詞または動名詞でも良いし、主語+動詞の形でも良いです。

 つまり、 “How about having another meeting after ~?” も、 “How about we have another meeting after ~?” もどちらもOKです。

 次はScene 5に続きます! Yukoさんの強気の押しに、この後Davidはどう出るか?

 またぜひ、このページに訪れていただけますように☆

次の号は8月6日(月)です。
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講師の紹介:株式会社 イー・グローブ代表取締役 島村 東世子 (しまむら・とよこ)
企業・法人向け英語研修(株)イー・グローブ  http://www.eglobe.co.jp/
・大阪大学大学院工学研究科 招へい教員
・大阪大学大学院 言語文化研究科言語文化専攻 博士後期課程修了
・学位:博士 (言語文化学) / Ph.D. Language and Culture

著書
1)「研究発表ですぐに使える理系の英語プレゼンテーション」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2017)
2)「すぐに使えるらくらくビジネス英会話」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2015)
3)「研究ですぐに使える理系の英文Eメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2009)
4)「本当に役立つ英文ビジネスEメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2005)

〜編集部からのお知らせ〜
 この連載では、皆様の「この一言はどういうの?」を参考にさせていただき、次回以降の記事で取り上げる”かも”しれません。窓口はこちらです。フォームのお問い合わせ種別は「その他」でお願いいたします。
 なお、お問い合わせに回答させていただくのではなく、あくまでもコンテンツの参考にさせていただくということにさせていただきます。誠に勝手ではございますが、何卒、よろしくお願いいたします。

平川 透

平川 透
07月23日
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「どうやったらできるかを考えましょうよ!」は日常の会議でも使っていきたいところです。できない理由を言うことは簡単なので、私もつい言ってしまいがちです。注意しないといけないなと改めて思いました。

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