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リモコンの仮想化始まる!

IoTで家電制御。関電、来月サービス開始
 関西電力はIoT(モノのインターネット)を活用した家電制御サービスを8月10日に始める。関電独自のスマートフォン用アプリケーションで登録すると、エアコンやテレビ、照明の入切などの遠隔操作が住居内や外出先からできる。電気やガスの料金確認ができるウェブサービス「はぴeみる電」の加入者で、ネイチャー・ジャパン(東京都港区)製のスマートリモコン所有者が対象。

 同アプリは、最初の使用者が家電のリモコンデータをスマートリモコンに初期設定すると、後の使用者の初期設定が不要になる。

 「はぴeみる電」は現在、約420万世帯が加入。家電を一元管理するコンテンツ「家電サポート」の新機能として同サービスを提供する。他の電化製品も使用できるよう、機能を順次拡大する。
                
日刊工業新聞2018年7月12日
八子知礼
八子知礼 Yako Tomonori INDUSTRIAL-X 代表
リモコンの仮想化始まる。複数の家電をアプリとスマートリモコンで統合制御可能に。既に420万世帯の顧客ベースがあるのでそれらの世帯の家電の利用傾向や在宅、起床・就寝、などの見守りサービスのベースとなる情報が入手可能。これは要注目。

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