「おっしゃることはわかります、しかし・・・」って英語でどう言うの?

英語で会議・ディカッション Scene 3

 こんにちは! 企業・法人向け英語研修を行う、株式会社イー・グローブの島村 東世子です。(私のプロフィールは、このコラムの一番下の「講師の紹介」を見てくださいね。)

 さて、第3回目のScene3では、「英語でやんわりと反論する言い方」をご紹介します。(前号「ちょっと発言してもいいですか?」はこちら)

 英語での会議やディスカッションで、相手の意見に真っ向から反対するのはちょっと気が引ける・・・。そういう方はきっと多いと思います。

 私もかれこれウン十年、英語を使って仕事をしていますが、日本語でも英語でも、相手に反論したり、間違いを指摘したりするのはホントむずかしいですよね。英語は日本語より表現が率直なので、その分、より適切な言いまわしが必要になります。ただし、遠回しすぎると、伝わりません・・・。忖度は期待できないです (笑)。

 でも、できないことはできない、ダメなものはダメ、と言わないと、結局後でもめることが多くなります。

 ということで、今日は英語でやんわりと相手を立てながら反論する言い方を習得しましょう! 円滑な人間関係にとても役立ちます☆

【状況】英語で会議中のDavidの懸念
「Yukoさんの言い分もわかるけど、現実的に無理なんだよな・・・なんとかソフトな言い回しで、反対、説得しなきゃ・・・」
さてさて、ソフトに反論したい時って、どう言うの???

Toyoko先生のワンポイントアドバイス!
まずは、“I understand what you mean, but ~.” を使いこなしましょう。訳せば「あなたのおっしゃることはわかります、でも・・・」という意味で、相手の意見を尊重した上で異論を言っている、というニュアンスを持っています。他にも色々ありますが、まずはこの表現から!


 では、以下のDialogueへGo!

【登場人物】
Hiroshi:A社の生産部の課長 (今回の会話には登場しません)
Yuko :A社の生産部の主任
David :A社海外支店の技術担当者


【Dialogue】前のScene2から会話が続いていますが、ここから読んでも問題ありません。)
Yuko:
 David, could you check if the production can be finished sooner than you are expected.

 Davidさん、予測している時期よりももっと早く生産を終わらせることが可能かどうか、調べていただけないでしょうか?

David:
 Okay, I will…but please understand that we have been suffering from a shortage of skilled manpower for the past several months.

 わかりました・・・。でも、ここ数ヶ月、技術力の高い人材が不足して困っていることをご理解ください。

Yuko:
 Whatever the reason, we cannot afford to lose the opportunity to release the product in time for “Christmas”!
 Do you know our competitors have already decided to sell their new products around Christmas?

 理由はどうあれ、『クリスマス』に間に合うように商品をリリースできるチャンスを見逃すわけにはいかないのです。競合他社がすでにクリスマスの頃に新製品を売ることを決めたことを知っているのですか?

David:
 I understand what you mean, but I think we need to create quality products for the campaign to be successful.

 あなたのおっしゃることはわかりますが、キャンペーンを成功させるために、品質の良い製品を作る必要があると思うのです。


 皆さんも、相手にソフトに反論したい時は、”I understand what you mean, but ~” と言ってから、~の部分に反対意見を入れて言ってみましょう。

 では、今日ご紹介した役立つ表現を以下にまとめますので参考にしてくださいね。

【役立つ表現集】
・I will.               はい、そうします。
・suffer from ~           ~に苦しむ、悩まされる
・a shortage of (skilled) manpower  (熟練した)人材の不足
・whatever the reason, ~.      理由は何であれ
・in time for 〜           〜に間に合うように
・can’t afford to ~         ~する余裕はない
・competitors            競合他社
・I understand what you mean, but ~. おっしゃることはわかります、しかし~。
・quality product          品質の良い製品
・be successful           成功する

 あ、もう1つ!
 “I understand what you mean, but ~” は、“I know what you mean, but ~” や、“I see your point, but ~” でもOKです。

 次はScene 4に続きます! またぜひ、このページに訪れていただけますように☆

次の号は7月23日(月)です。
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講師の紹介:株式会社 イー・グローブ代表取締役 島村 東世子 (しまむら・とよこ)
企業・法人向け英語研修(株)イー・グローブ  http://www.eglobe.co.jp/
・大阪大学大学院工学研究科 招へい教員
・大阪大学大学院 言語文化研究科言語文化専攻 博士後期課程修了
・学位:博士 (言語文化学) / Ph.D. Language and Culture

著書
1)「研究発表ですぐに使える理系の英語プレゼンテーション」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2017)
2)「すぐに使えるらくらくビジネス英会話」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2015)
3)「研究ですぐに使える理系の英文Eメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2009)
4)「本当に役立つ英文ビジネスEメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2005)

〜編集部からのお知らせ〜
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平川 透

平川 透
07月09日
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反論するときは、同意するときの何倍もの気を遣います。

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