Scene1 「本日はお集まりいただき、ありがとうございます」

“Thank you for being here, today.”

連載にあたって
 こんにちは! 私は、株式会社イー・グローブの島村 東世子です。
 イー・グローブは、企業をはじめ、研究機関や官公庁で英語研修をご提供しています。私は株式会社イー・グローブの代表取締役で、大阪大学大学院工学研究科でも専門英語の指導をしています。
 さて、今回、Newswichにてビジネス英語講座のコラムを担当させていただきます。最初は、「英語で会議・ディスカッション編」を執筆させていただきますね!
 なぜ最初に「会議・ディスカッション」というテーマを取り上げたのか?
 それは、今、まさに日本のビジネスパーソンや研究者、そして学生に至るまで、英語で意見交換ができることが、必須かつ重要な課題となっているからです。
 しかし、現実はどうでしょう? 英語が母語でない日本人にとって、英語での会議やディスカッションは、容易なことではないかもしれません。特に、日本の文化的側面から、自分を強く主張したり、相手の意見を否定することに、若干の抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか?
 そこで、私のビジネス英語講座では、まず、読者の皆様が、異文化理解をふまえた上で、「相手の気分を害せず、かつ、自分の主張はきちんとできる!」と自信を得られるための円滑な意見交換のためのフレーズやテクニックをご紹介することにしました! 私は、これまでずっと英語を使って仕事をしてきましたが、その経験と、私の英語教育の研究成果を合わせた内容を皆様にお届けしたいと思います。
 毎回、Dialogue (ダイアログ) をベースに、「今日の重要フレーズ」や、その使い方、応用の仕方などをご説明し、皆様が「抵抗なく英語で会議やディスカッションができる!」という目標に向けて、ワンポイントレッスンをさせて頂きます。
読者の皆様のお役に立てるよう、一生懸命頑張りますのでよろしくお願いいたします☆



Scene 1
【状況】英語での会議を控えたHiroshi課長の懸念

「今日は午後から英語で会議。。。(汗)。。。言うべきことは英語で準備してきた。でも。。。開始の挨拶って誰がする? あ、もしかすると自分がやらないといけないのでは! どうしよう。。。会議の最初ってどう言うの???」

◆Toyoko先生のワンポイントアドバイス!
「会議の最初は、 “Hello everyone. Thank you for being here today.” と言いましょう!
他には、”Thank you for attending this meeting today.”や、”Thank you for joining us today.“もOKです。もちろん、”Thank you for coming today.”も大丈夫。」


 表現は色々とありますが、自分が言いやすいものを何度も繰り返し使うことがポイントです。そうすることで、さっと口から出るようになります。

 では、以下のDialogueへGo!

【登場人物】
Hiroshi:A社の生産部の課長
Yuko:A社の生産部の主任
David:A社海外支店の技術担当者

【Dialogue】
Hiroshi:
 Hello everyone. Thank you for being here today.
 OK, let’s get started.
 We are here to discuss when to start a campaign for our new product.
 Yuko, what do you think about this?

今日は、お集まり下さりありがとうございます。では始めましょう。
ここに集まったのは新商品のキャンペーンをいつ開始するかについて話し合うためです。
Yukoさん、これについてどう思いますか?


Yuko:
 I think we should start a campaign before Christmas because we can target
 consumers who are buying Christmas gifts. We can expect bigger sales!

プレゼントを買う消費者をターゲットに出来るので、私はクリスマスの前に
キャンペーンを開始するべきだと思います。より大きな売上が期待できます。


David:
 Well, I have to disagree with Yuko, because the production may not be finished before Christmas.

え~と、Yukoの意見には反対せざるを得ません。なぜならクリスマスまでに生産が終わらないかも知れないからです。


 皆さんも開始の挨拶は、Hiroshiのように、まず、“Hello everyone. Thank you for being here today.”と言ってみましょう!

 では、今日紹介した役立つ表現を以下にまとめますので参考にしてくださいね。

【役立つ表現集】
・Thank you for being here today.  本日はお集まりくださりありがとうございます。
・OK, let’s get started.  では、始めましょう。
・we are here to discuss ~.  ~を話し合うことになっています。
・what do you think about this?  これをどう思いますか?
・I think we should ~.  (私達は) ~するべきだと思います。
・We can expect bigger sales.  より大きな売上が期待できます。
・I have to disagree with ~.  ~さんの意見に反対せざるを得ません。

 あ、もう1つ!
 「どう思う?」と相手に意見を聞く時は、“What do you think about this?”が正解。“How do you think about this”は間違いです。Howではなく、Whatが正しので、覚えておきましょう。

次回の掲載予定日→6月25日(月)
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講師の紹介:株式会社 イー・グローブ代表取締役 島村 東世子 (しまむら・とよこ)
企業・法人向け英語研修(株)イー・グローブ  http://www.eglobe.co.jp/
・大阪大学大学院工学研究科 招へい教員
・大阪大学大学院 言語文化研究科言語文化専攻 博士後期課程修了
・学位:博士 (言語文化学) / Ph.D. Language and Culture

著書
1)「研究発表ですぐに使える理系の英語プレゼンテーション」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2017)
2)「すぐに使えるらくらくビジネス英会話」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2015)
3)「研究ですぐに使える理系の英文Eメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2009)
4)「本当に役立つ英文ビジネスEメール」(島村 東世子、日刊工業新聞社、2005)

〜編集部からのお知らせ〜
 この連載では、皆様の「この一言はどういうの?」を参考にさせていただき、次回以降の記事で取り上げる”かも”しれません。窓口はこちらです。フォームのお問い合わせ種別は「その他」でお願いいたします。
 なお、お問い合わせに回答させていただくのではなく、あくまでもコンテンツの参考にさせていただくということにさせていただきます。誠に勝手ではございますが、何卒、よろしくお願いいたします。

平川 透

平川 透
06月11日
この記事のファシリテーター

私はこれまで島村先生の出版に関わってきました。編集を担当した「研究ですぐに使える理系の英語プレゼンテーション」が3か月で重版したことは、自分の編集者ライフにおいて嬉しかったことの1つです! 今回の連載も担当できてとても嬉しく、わくわくしています。皆様のビジネス英語にお役にたてるよう、共に頑張ります!

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