生産が注文に追いつかない歯ブラシ、累計1600万本出荷

手首返さず歯磨き可能な円筒型歯ブラシ

 STBヒグチ(大阪府東大阪市、樋口真樹社長、06・6730・1712)の円筒型歯ブラシ(写真)の売れ行きが好調だ。2017年の出荷本数は300万本と過去最高を記録した。06年の発売から累計1600万本のヒットとなった。コモディティ事業部の徳永厚志管理部長は「展示会への出展が転機」と話す。

 同ブラシは0・08ミリメートルの極細毛が1万5000本以上円筒状に配置されている。歯磨きが苦手な子どもでも、手首を返さずに歯を磨けるのが特徴だ。

 発売当初は売れ行きが伸び悩むも、子ども用品の展示会で大手小売りチェーンが興味を示し、販売が始まると他社からの注文も増えた。量産で価格を200円台に抑えたことも好影響につながった。

 ただ、注文が生産を上回る状態が2年以上続いており、同社は生産能力の増強を検討している。

日刊工業新聞2018年6月5日

平川 透

平川 透
06月05日
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もともと各種省力化機器の設計・製造、精密機械部品の加工・組立の会社だったようです。どういう経緯で歯ブラシを作ろうと思ったのか、そして実現できたのか、気になります。

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