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ひと目でわかる日立の中期経営計画。東原改革のポイントとは?
「飛躍へのギアチェンジ」はグローバルフロントで
フロントとプロダクツの間に入るソリューション「Lumada」は、日立が長年蓄積してきたOT(制御技術)とIT(情報技術)の豊富な実績を凝縮させたもの。今後も知見を再利用可能なソフトウエアとして、各種サービスやアプリの素材となるソリューションコアを拡充していく。今中計の期間中に100のソリューションコア蓄積を目指している。
「Lumada」のユースケースも2017年3月末時点で203件になった。日立では顧客が求める価値を「売上向上」、「コスト最適化」、「リスク低減」、「コストの見える化」の4つに分類。ユースケースの半分をコストの見える化が占めたが、見える化の先の価値創出も増えてきている。IoT時代のイノベーションパートナーになるための入口は大きく広がろうとしている。
中計の達成は通過点に過ぎない。社長就任から3年半、CEO就任から1年半。デジタル技術やAI(人工知能)などを活用した社会イノベーション事業へのシフトを図る中、東原社長は「社員のコストやキャッシュに対する意識、改善に向けた気概が大きく変わってきたという手応えを感じている」と話す。
現在、世界中で展開するグローバルブランドキャンペーンのキャッチコピー「THE FUTURE IS OPEN TO SUGGESTIONS(未来は、オープンだ。アイデアで変えられる。)」。ここに東原改革のメッセージが集約されている。