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女性起業家にふさわしい都市上位50位、東京は北京やソウルより下

アジアではシンガポールが8位でトップ、東京は39位
 米デルは潜在能力の高い女性起業家にふさわしい世界の都市ランキング「デル・ウーメン・アントレプレナー・シティーズ・インデックス」を公表した。過去5年間の調査をベースとし、情報通信技術(ICT)などのテクノロジー、資本、人材など五つの特性でランク付けした。今回で8回目になる。東京は上位50都市のうち、39位だった。

 アジアでは、潜在能力の高い女性起業家にふさわしい都市として、シンガポールが総合8位にランクインした。文化を通じて環境を整えるという項目では5位。さらに資本項目で7位、実現環境で6位、文化で5位、テクノロジーで10位に入った。

 総合ランキングの上位5都市は米ニューヨーク、米ベイエリア、英ロンドン、米ボストン、スウェーデンのストックホルム。

 上位50都市にランクインしたアジアの都市はシンガポールと東京のほか、16位が香港、22位が台北(台湾)、30位がソウル(韓国)、38位が北京(中国)、40位がベンガルール(インド)、41位がクアラルンプール(マレーシア)、44位が上海(中国)、49位がデリー(インド)、50位がジャカルタ(インドネシア)だった。
                        
日刊工業新聞2017年8月4日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
広いマーケットを目指す起業家(目立つ)が少ないだけで、事業をする、会社を経営する、店舗を運営する、という意味では女性もかなり多いと思うが、ここの「女性起業家」の定義には当てはまらないのでしょう。

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