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JR東日本の「鉄道博物館」、ジオラマ一新

約10カ月かけて全面改装
JR東日本グループの鉄道博物館(さいたま市大宮区)は14日に館内の「鉄道ジオラマ」をリニューアルオープンした(写真)。従来のジオラマは2016年9月に閉鎖し、約10カ月かけて全面改装した。天井まであった観客席との仕切りガラスを撤去し、風景や線路はすべて新しく製作した。

従来よりも細部にこだわり、橋や発電・変電所なども再現した。地上カメラを8カ所に設置。HOゲージの模型車両が約1400両走る。線路総距離は約1200メートル。ジオラマの大きさは横23メートル×奥行き10メートル。岩見隆則プロジェクト担当部長は「モノと運行がリアルが楽しめる」と話す。

新しい展示施設「鉄道文化ギャラリー」と「トレインレストラン日本食堂」も併せてオープンする。鉄道文化ギャラリーは鉄道と関係のある映画などを実物やデジタルサイネージ(電子看板)などで展示する。
日刊工業新聞2017年07月14日 建設・エネルギー・生活面
高屋優理
高屋優理 Takaya Yuri 編集局第二産業部 記者
鉄道博物館は大宮駅から距離があって、若干不便なのですが、展示物は貴重なモノばかりです。

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