みずほ、フィンテックで米VCのWiLとIT新会社

みずほ銀行のITを使った店舗(東京駅八重洲口近く)

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は1日、米ベンチャーキャピタルのWiLとフィンテック(金融とITの融合)分野で合弁会社の設立に向けた協議をすることで合意したと発表した。人工知能(AI)やビッグデータ、ブロックチェーンなどを活用した新たなビジネスモデルの事業化を進める。今夏をめどに合弁会社の設立を目指す。  合弁会社の資本金は最大1億円。WiLが筆頭株主になり、みずほFGは持ち分法適用会社にならないよう15%未満とする方向で協議する。伊藤忠商事と損保ジャパン日本興亜、第一生命保険も出資に参画する予定。  WiLは日米で30社強への投資実績がある。みずほFGが持つ顧客基盤と金融サービスのノウハウ、WiLのベンチャーとのネットワークを合わせ新たなビジネスモデルの創出を目指す。  みずほフィナンシャルグループは企業向けの調査や助言を収益の柱に育てる。これまで、大企業向けで培った産業知見を中堅企業向けにも展開する。事業承継やM&A(合併・買収)、資産運用などのビジネスにつなげる。日銀のマイナス金利政策導入で利ざやの縮小に歯止めがかからない中、貸し出し以外のビジネスの収益拡大を目指す。

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