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ラッシュを横目にゆったり座って通勤!西武池袋線など、通勤時間帯に有料指定席

西武鉄道が新型車両導入
 西武鉄道東京メトロ、東京急行電鉄、横浜高速鉄道は、西武の新型通勤車両「40000系=写真」を使用して導入する有料座席指定列車の運行を、3月25日から始める。平日は西武池袋線から東京メトロ有楽町線の所沢―豊洲間を運行する。土休日は西武秩父―元町・中華街間で、西武秩父線から東京メトロ副都心線、東急東横線、横浜高速みなとみらい線を直通運転する。

 有料座席指定列車の愛称は「S―TRAIN(Sトレイン)」とし、ロゴマークを作成するなどにより、利用者への定着を図る。Sトレインは朝と夕方の通勤時間帯を中心に、平日に上下7本、土休日に上下5本を運行する。

 Sトレインは全席が座席指定となる。このため乗車前に、指定席券を購入する必要がある。指定席の料金は所沢―豊洲間で大人が510円、小児が260円。また、西武秩父―元町・中華街間で大人が1060円、小児が540円となる。
日刊工業新聞2017年1月13日
高屋優理
高屋優理 Takaya Yuri 編集局第二産業部 記者
ここ数年、座れる通勤列車の整備が鉄道各社で進んでいます。Sトレインは平日は座れる通勤列車ですが、土休日は横浜から秩父まで行ける、主に観光需要の特急列車になります。

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