北陸新幹線延伸ルート決定。大学の進路は再び変わる?

人の流れを首都圏から関西に引き戻せるか

北陸新幹線

 北陸新幹線の大阪延伸計画のうち敦賀―京都間が福井県小浜市から南下して京都市に向かう「小浜京都ルート」に落ち着いた。与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームが20日、正式に決めた。  小浜から『三千院』で知られる大原を経由して京都に至るルートは、日本海でとれた魚介を都に運ぶ「鯖街道」と呼ばれ、古くから北陸と京都、関西のつながりを支えてきた。  関西の立場からでは、これまでの北陸との関係を維持する上で北陸新幹線の大阪延伸は一刻も早く実現したいところ。2015年に長野―金沢間が先に開業したことで、北陸からの人の流れが首都圏に向いているからだ。  今春の大学入試では、北陸3県(富山、石川、福井)から関西圏の大学を志願する人の数は多くの大学で減少したと聞く。ただでさえ東京一極集中が進む中、新幹線が途切れていることは大きなハンディとなっている。  とはいえ北陸新幹線の京都延伸は31年に着工し、完成するのはそこから10―15年かかって最速で41年。リニア中央新幹線の大阪延伸は早くても37年開業。それまでに関西が多くの人々を引き寄せられるよう魅力を高めなければ、いずれの新幹線も一極集中を加速するだけの存在になってしまう。 <関連記事>

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