グーグルの完全自動運転車、夏に公道デビュー
ただし運転手付き、最高時速40kmに制限
米グーグルは完全自動の自動運転車のプロトタイプを、この夏以降、本社のあるカリフォルニア州マウンテンビューの公道で走らせると15日明らかにした。プロトタイプは自社開発したモデルで、たまご型をしたユニークな外見が特徴。これまで同社のテストコースで実験を続け、ソフトウエアやセンサーが新型車でもきちんと機能するかどうか確認を重ねてきた。今回、実際に走らせる台数についてははっきりした数を明らかにしていないが、少数(a few)だとしている。
この自動運転車はもともと、ハンドルもアクセルペダルもブレーキペダルもない設計だが、公道の走行ではそれらを取り付け・取り外し自由とし、最高時速を25マイル(時速40km)に制限。さらに「セーフティードライバー」と名付けた運転手が乗り込み、必要な場合には人間の運転に切り替える。こうした公道試験を通して、道路工事や渋滞で目的地にたどり着けない場合、どこで車が止まったらいいか、といった自動運転車特有の課題を洗い出す。この車で人々が何をしたがるかといった、ニーズも探りたいという。
これまでのレクサスのSUV(RX450h)をベース車に使ったモデルと同じソフトを搭載。グーグルによれば自動運転プロジェクトを開始して以降、複数のレクサスSUVタイプで合計100万マイル近い公道での自動走行実績があるという。
これに先立ち11日には、過去6年の間に同社の自動運転車が11件の軽い事故に巻き込まれ、けが人はゼロ、車のダメージも軽微だったと発表した。94%の交通事故がヒューマンエラーに起因するのに対し、自動運転車の安全性の高さを強調している。
この自動運転車はもともと、ハンドルもアクセルペダルもブレーキペダルもない設計だが、公道の走行ではそれらを取り付け・取り外し自由とし、最高時速を25マイル(時速40km)に制限。さらに「セーフティードライバー」と名付けた運転手が乗り込み、必要な場合には人間の運転に切り替える。こうした公道試験を通して、道路工事や渋滞で目的地にたどり着けない場合、どこで車が止まったらいいか、といった自動運転車特有の課題を洗い出す。この車で人々が何をしたがるかといった、ニーズも探りたいという。
これまでのレクサスのSUV(RX450h)をベース車に使ったモデルと同じソフトを搭載。グーグルによれば自動運転プロジェクトを開始して以降、複数のレクサスSUVタイプで合計100万マイル近い公道での自動走行実績があるという。
これに先立ち11日には、過去6年の間に同社の自動運転車が11件の軽い事故に巻き込まれ、けが人はゼロ、車のダメージも軽微だったと発表した。94%の交通事故がヒューマンエラーに起因するのに対し、自動運転車の安全性の高さを強調している。
ニュースイッチオリジナル