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コメにこだわるアイリスオーヤマ、計量カップいらずの炊飯器

アイリスオーヤマ発売、IH調理器にもなる
 釜に入れたコメの量に最適な水量を知らせる炊飯器「銘柄量り炊きIHジャー炊飯器3合」を発売した。上下を分離させ上部はおひつ、下部はIH(電磁誘導加熱)調理器として使える。コメ量に対し、必要な水量を自動計算。基準値との差異が5ミリリットル以下になるよう知らせる。計量が不正確な場合や、中途半端な量でも、適度な柔らかさで炊ける。消費税抜きの価格は2万9800円。

日刊工業新聞2016年10月10日



7月には家庭用精米機も発売している


 アイリスオーヤマ(仙台市青葉区、大山健太郎社長、022・221・3400)は、コメの銘柄に合わせておいしく精米できる家庭用精米機「銘柄純白づき精米機=写真」を発売した。同社が重点を置く食品事業と家電事業のノウハウを生かした「お米家電」の第2弾。消費税抜きの価格は1万5800円。家電量販店、ホームセンターを中心に展開し、初年度に2万5000台の販売を見込む。

 「こしひかり」「あきたこまち」「つや姫」など31銘柄のコメを、それぞれの粒の大きさや固さに合わせて最適条件で精米する。精米かごの内側に付いた突起が撹拌時のコメの浮き上がりを抑えるため、コメに傷や割れが生じにくい。コメ同士の接触頻度が高くなり、効率的にぬか層を取り除ける。

 同社は2011年3月の東日本大震災を機に、食品事業に本格参入。13年には東北の復興支援とコメの需要拡大を目的に農業生産法人の舞台ファーム(仙台市若林区)と共同で舞台アグリイノベーション(仙台市青葉区)を設立し、精米事業を始めた。(仙台)

日刊工業新聞2016年7月5日

昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
かなり面倒くさがりなので、コメを計量したり、釜が水平になるようにして線に合わせて水を入れたりするのさえ面倒でした。IH調理器としても使えるのもいいです。一人暮らしにぴったり。

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