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ありそうでなかったウインクで撮影できる眼鏡装着型カメラ

ブリンカムがクラウドファンディングで年内に商品化へ
ありそうでなかったウインクで撮影できる眼鏡装着型カメラ

ブリンカム

 BLINCAM(ブリンカム、東京都府中市、高瀬昇太CEO)は、眼鏡に装着してウインクでシャッターが切れる小型カメラ「ブリンカム」を開発した。独自の非接触センサーがこめかみの動きから普段のまばたきとウインクの違いを見分ける。7月中にクラウドファンディングで資金集めを始め、年末に商品化する。価格は1万8000円(消費税抜き)。

 ブリンカムは蓄電池とハイビジョン画質のカメラ、通信機器、メモリーカードを小型・一体化し、重さを25グラムに抑えた。大きさは長さ85ミリメートル、高さ17ミリメートル、幅10ミリメートル。近距離無線通信規格「ブルートゥース」でスマートフォンとつなげ撮影したデータを転送する。稼働時間は約8時間。

 両手が離せない作業下の撮影に向くほか、いま自分が見ているものと同じ位置で撮影できる。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への投稿などの利用を想定する。

 同社は2015年設立のベンチャー企業。ウインクや意識的に目を閉じた動きを検知するセンサーは特許出願中。今後、同センサーをスイッチ技術として活用するほか、技術の外販も検討する。ブリンカムの動画撮影対応なども進める。
日刊工業新聞2016年7月13日
石橋弘彰
石橋弘彰 Ishibashi Hiroaki 第一産業部
ありそうでなかった技術で、なかなか面白い。ブリンカムの高瀬社長は「子どもがカメラを扱えずに困っていたところを見たのが開発のきっかけ」と言っていたが、ウインクとまばたきの違いを判別するセンサーを作り上げたところに他と違う力を感じる。このセンサーだけでも、面白い用途がたくさんありそうだ。

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