ニュースイッチ

席の案内から調理までロボット!ハウステンボス、「ロボットの王国」公開

席の案内から調理までロボット!ハウステンボス、「ロボットの王国」公開

「変なレストラン」でお好み焼きを調理するロボット

 ハウステンボス(長崎県佐世保市、澤田秀雄社長、0956・58・0080)は12日、16日にオープンする「ロボットの王国」を公開した。ロボットが調理する「変なレストラン」をはじめ、医療や会話など各分野における最先端のロボットを体験できる複合施設になっている。

 変なレストランでは、卓上ロボットなどの全10種類30台が活躍。席の案内から、店内を巡回して食事後のお皿回収を行うロボットまで、さまざまな作業を人に代わりロボットが担当する。

 また、テーマパーク内で、飛行ロボット(ドローン)の販売や体験講習を実施するドローン事業を新規に始める。富田直美経営顧問&CTO(最高技術責任者)は「世界初のロボット王国で世界をリードする」と宣言した。(長崎)


<「変なレストラン」店内の風景。テーブル1台につき1体の卓上ロボット「タピア」が配置されて会話を楽しむことができる>


<チャーハンとドーナツは人の補助を受けながらロボットが調理する>


<ロボットの館は新規事業のドローンが展示され購入することもできる
(〈全体〉監修:ロボットゆうえんち 岡本正行)>


<オープニング企画の「機動戦士ガンダム」のジオラマ>


<ロボットの館前にそびえ立つ高さ9メートルの実物大パトレイバー
ⓒ2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会>
日刊工業新聞2016年7月13日ロボット面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
一般の人が想像する「ロボットが働くレストラン」をいち早く実現したハウステンボス。海外からの観光客にもさらに人気が出そうです。

編集部のおすすめ