東京・秩父宮ラグビー場で２日、スーパーラグビーのニューサウスウェールズ・ワラターズ（オーストラリア）対サンウルブズ（日本）の試合が行われる。オーストラリアの名門ワラターズと今年から参戦したサンウルブズの初対戦とあって、日豪のラグビー関係者や商工関係者も盛り上げに一役買っている。

　試合に先立ち、６月３０日に東京都港区のオーストラリア大使館で、在日オーストラリア・ニュージーランド商工会議所とストリートラグビーアライアンスがイベントを共催。ワラターズの選手と地元の子供たちによるストリートラグビーのデモンストレーションが行われた。

　続いて行われた歓迎レセプションでワラターズＣＥＯのアンドリュー・ホア氏は、「我々にとってもスポンサーであるマッコーリーにとっても東京は初めて。日本でビジネスの機会がもっと増えるのではないかと思っている」と発言。日本側から挨拶に立った武井雅昭港区長は「港区とラグビーは深い関係にある。これからもラグビー普及のために全力を尽くしていきます」と述べた。

　注目の一戦は、ワラターズにとってプレーオフ争いの中で落とせない試合、サンウルブズにとっては今シーズン最後の日本でのホームゲームとなるため、双方に力が入る。ハイレベルな熱戦が繰り広げられそうだ。