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日産系VSホンダ系、サプライヤーの収益力

17年3月期は大半が減益予想
 日産自動車への供給が多い部品メーカー8社の2017年3月期連結決算は、6社が営業減益を見込む。北米の好調さが続くが、円高による為替効果が減速し、大幅な利益増が見込めないため。各社は生産合理化などを進め、利益を確保する。

 ホンダへの供給が多い部品メーカー11社の2017年3月期連結決算は、全社が売り上げ減となる見通しだ。円高など為替の影響がマイナス要因とみている。ただ、北米や欧州で受注が堅調に推移することや合理化の取り組みなどの効果を予想し、4社が営業利益の増加を見込む。

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日刊工業新聞2016年5月17日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
円高基調で収益的には厳しい。トヨタがすでにサプライヤー再編へ手を打ち始めているので、ホンダ、日産系に限らず系列の枠を超えた部品メーカーのM&Aは今年出てくるだろう。

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