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エアバス、今後20年間でインドの民間機需要を1600機超と予測

 エアバスはインド国内での民間機需要について、2015年から2034年までの20年間で1600機超とする予測を現地時間3月17日に発表した。市場規模は2240億ドル(約24兆9289億6000万円)としている。

 内訳はA320などの単通路機は1230機、A330などのワイドボディー機は380機。エアバスはインドの航空輸送量について、今後20年間で世界平均の4.6%を上回る8.4%に増加すると予測。インド国内は9.3%の成長率となるとしている。

 英研究機関のオックスフード・エコノミクスによると、インドは2025年までに中国の人口を上回ると予測。中流階級は6億人に達するという。2034年には、乗客数が現在の4倍となる見込み。

 エアバスは2015年6月に開催されたパリ航空ショーで、2015年から2034年までの20年間の民間航空機市場予測を、旅客機は約3万1800機、貨物機は約800機、計約3万2600機の新造機が必要との見通しを発表している。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
インドでの民間機需要予測。34年までの20年間で1600機超の新造機需要があるとしています。

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