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女子高生CEOが語る起業とは

板橋法人会がイベント
女子高生CEOが語る起業とは

中学生と語る仁禮さん(中央)

 板橋法人会青年部会(東京都板橋区、藤中宏二部会長、03・3964・1413)は「夢への第一歩〜私のアイディアが形になる」を同区立高島第二中学校で開いた。女子高生CEOとして有名なグローパス(横浜市中区)の仁禮(にれい)彩香さん(写真中央)の講演と、中学生による山芳製菓(東京都板橋区)のポテトチップス新味企画発表を行った。

 仁禮さんは集まった1年生100人に自分の意見を発信することの重要さを説き「アイデアの実現方法がわからない人を応援する。気軽に連絡してほしい」と呼びかけた。生徒の一人は「中学生のときに起業した仁禮さんの話から、考えを実現させたいという強い思いが伝わってきた」と話した。

 山芳製菓の新商品企画では、事前に記入した企画書をもとに選ばれた生徒6チームが登壇し、すし、きんぴら、空揚げ、生ハム&バジルなど個性的なポテトチップスを提案。同社の山崎光博社長は「お客さんに楽しんでもらうことが大切。個人的にはどれも食べてみたいと感じた」と講評した。
日刊工業新聞2016年2月26日付中小企業・地域経済面
神崎明子
神崎明子 Kanzaki Akiko 東京支社 編集委員
グローパスは子供のアイディアを具現化する事業を展開しています。同社サイトで仁禮さんは「私たちの力によって、世界をリードし、成功する機会を創造しませんか」と語っています。今回、集まった中学生は何を感じたのでしょうか。

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