ニュースイッチ

グーグル、ロボット開発で国防総省にそっぽ

傘下のシャフトがコンテスト不参加へ
 グーグル傘下のロボットベンチャー、シャフト(Schaft)が米国防総省(DARPA)のロボットコンテストから撤退!
WSJによれば、グーグルは6月にアメリカで開かれる「DARPAロボティクスチャレンジ(DRC)ファイナルズ」に東大発ベンチャーのシャフトを参加させない意向だそうです。
グーグルによるシャフト買収が発表された直後のこと。2013年12月にフロリダ州で開かれた前回のDRCでは、NASAやカーネギーメロン大学、軍事用ロボットを開発するボストン・ダイナミクス(グーグルが買収済)を差し置いて、シャフトがダントツの1位となり、その技術力が大いに注目されました。
今回のDRCファイナルズは6月5日と6日に、ロサンゼルス近郊のポモナにあるフェアプレックスで開催される予定。DARPAのウェブサイトによれば現在までに25チームが参加を申し込んでいて、その中にシャフトの名前はなし。25チームのうち新規参加は14チームで、日本からは下記の5チームがエントリーしています。東大ばっかりですが、健闘を期待!
Team Aero (University of Tokyo, Tokyo)
Team AIST-NEDO (National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Tokyo)
Team HRP2-Tokyo (University of Tokyo, Tokyo)
Team NEDO-Hydra (University of Tokyo, Tokyo; Chiba Institute of Technology, Chiba; Osaka University, Osaka; Kobe University, Kobe)
Team NEDO-JSK (University of Tokyo, Tokyo)

編集部のおすすめ