ホンダのインド2輪販売は歴史的な年になるか

新型車相次ぎ投入、500万台超を目指す。試される利益ある成長

インドの若者向けに開発した「NAVI(ナビ)」

 ホンダは2016年にインドの2輪車販売を同社として初めて年500万台超(15年実績431万4000台)に引き上げる。近く第4工場を稼働させて供給を増やすほか、インドの若者向けに開発した「NAVI(ナビ)」など新型車6車を投入して販売を拡大する。現地法人の村松慶太社長は「16年は歴史的な1年になる。販売は500万台を突破できる」と語った。  約70万台の販売増のカギを握るのは、4月に発売する「ナビ」をはじめ積極的な新車投入だ。ナビは10代から30歳前後の若者向けで、同社が初めて現地研究所でコンセプトから量産開発まで行った。モーターサイクルとスクーターが中心のインド市場に対し、低価格ながら走る楽しさを訴求するデザインで新たな需要を喚起する。価格は3万9500ルピー(約6万8000円)。スクーター用エンジンを活用するなどで価格を抑えた。カスタマイズパーツを用意し、ユーザーが個性を表現できるようにする。  また大型オフロードバイク「CRF1000Lアフリカツイン」を現地で組み立て、販売を始める。同車とナビはハリアナ州グルガオン地区の第1工場で生産する。  ホンダはインドで3工場を稼働させており、合計の生産能力は年460万台。近く年産120万台の第4工場をグジャラートに稼働させ、インドの生産能力を同580万台に引き上げる。さらに16年度内に第3工場の生産能力を年60万台上乗せする計画。

続きを読む

特集