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ソネット、高速データ通信で500メガバイトまで無料

通信コストが下がってインターネットのインフラ構造が変わる
 ソネットは、受信時に毎秒最大225メガビット(メガは100万)の高速データ通信「LTE」で、データ容量を毎月500メガバイト未満まで無料で使える「0 SIM(ゼロシム)」の販売を自社のウェブサイトで始めた。月間データ通信量に応じた「二段階定額制」を採用した。

 「データ専用プラン」は、月額利用料金ゼロ円でスタートし500メガバイト未満まで無料。それ以降は100メガバイトごとに100円(消費税抜き)が従量加算される。

 さらに、2ギガバイト(ギガは10億)を超えると、5ギガバイトまでが1600円(同)の定額で高速通信を利用できる。また、5ギガバイトを超えると通信速度が制限されるが、追加でチャージも可能になる。

 あわせて、データ通信に短文の送受信ができるショートメッセージサービス(SMS)機能や、音声通話機能が付いたプランなどもそれぞれ提供している。
山口豪志
山口豪志 Yamaguchi Goushi Protostar Hong Kong 董事長
こういう通信のコスト低減により、本格的にIotの取り組みや商品が生み出される可能性が高まるだろう。やはり、通信コストというインターネットの必須のインフラの構造変化こそ、モノのインターネットには不可欠なので、こういうインフラ整備はその後のイノベーションが生まれる素地として目が離せない!

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